3.桶OK

桶作り〜工程2(側面)

工程2

8穴明け

側板の作業がすべて終わると、次は1枚1枚の側板同士をくっつけるために穴をあけていく。
写真のような2つの道具を使って、穴をあける位置・幅を一定にし、ドリルであけるが、これがズレると、ちぐはぐにくっついてしまい、滑らかな丸い桶にはならない。

9ハギつけ

いよいよ側板同士をくっつけていく。
とはいっても、いきなり全てをくっつけるわけではなく、まずは3~5枚を一組としてくっつけていくのだ。
⑧で開けた穴に竹釘を差込み、上からたたき入れていく。この工程でようやく桶の形が見えてくる。

10カンナがけ

もう一度、手でカンナがけを施す。様々なカンナを駆使して、内側と外側を両方なめらかになるように削っていく。 ここで初めて、④の工程をしているか、していないかで、明らかな違いがでてくるのだ。

11送りハギ・仮締め

⑨で3~4枚ずつハギつけた側板を桶の形に丸く組んでいく。
すべてのハギつけが終わると、金属のタガで締めていったのですが、水漏れが出ないように「ミシミシ」「ギシギシ」と木が痛そうな程、相当締め上げていくのだ。(タガ…桶・樽の外側に巻き、締め固めるもの)

12アリを書く

側板が組みあがったら、底の入る部分をカンナで削る。(これを「アリを書く」という)
アリが書けたら、カナヅチで叩いていき木を凹ませる。こうすることで、水が入ったときに膨らんで漏れにくくなるのだ。

13竹タガ編み

桶の形が完成。外周を測ってその長さに合わせて竹タガを編んでいく。
何種類もの編み方を組み合わせて、手作業で輪にしていくとても難しい技術で、熟練の職人が担当する。
(最良の材料を求め、京都は亀岡市までトラックで出掛けた。)

14芯作り

桶には、竹タガの内側に「芯」というものが入っている。これは竹タガ作りで余った竹を利用して、ただ縄で束ねたものなのだが、竹タガが潰れるのを防ぐ重要な役目をするものなのである。

 

 

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