昨日5月30日に岩国市美和町の生見八幡宮で、イセヒカリのお田植え祭が行われました。
「イセヒカリのお田植え祭」と書くと軽い感じになりますが、
正式名称は「伊勢神宮神嘗祭献穀米お田植え祭」です。
要するに、伊勢神宮で行われる神嘗祭に献上するお米の田植え祭なのです。
五橋でも数年前から田植え体験を行っておりまして、
このくらいの感覚で参加したのですが、全くの別物。
田植え体験が食育を目的としているのに対して、
神様への献穀米を育てるのが目的なのですから、別物なのは当たり前。
アットホームな田植え体験に対する、
荘厳なお田植え祭の様子を写真でご紹介いたします。
お田植え祭の看板
身が引き締まる思いで、シャッターを押しました。
雅楽の演奏もありまして、荘厳さがさらにまします。
早乙女さんたちが、お田植えを行います。
植えられたお稲。
神楽の奉納がありました。
害虫を太夫(たゆう)と鬼が虫を追い払います。
退治ではなくて、生かしたまま山に返すというあたりが神楽らしい。
鬼の形相は迫力満点。
お面ではなくて、素顔です。
・・・ってそんなわけない。
(業務部 大下勝己)