山口県には日本で唯一、清酒醸造の実習を行っている高校があります。
田布施町の田布施農工高等学校です。
(田布施農業高校と田布施工業高校とが22年4月に統合してできた新校)
五橋には同校の卒業生も3人おりまして、
遠からず近からずの関係で最近まであったと認識しております。
ですが普通に考えると
醸造実習がある高校と、地元清酒蔵元との交流が全くないって不思議ですよね。
まぁ、要はきっかけがあるかないかだけの話なのかもしれませんが。
きっかけがありさえすれば交流は簡単にできるんだけどなぁ~
というわけで、産学交流の一環として、
同校とのコラボ商品を発売しております。
田布施農業高校で栽培された酒米が原料で、
ラベルのデザインも生徒さんにお願いいたしました。
このラベルがなんともいえん。
いわゆる「萌え」ラベル。
好きな人にはたまらなく好きでしょうが、敬遠したい人には・・・。
商品名は「滄桑(そうそう)」でございます。
こちらも同校の校歌に歌われている歌詞から命名されてます。
その意味は滄海桑田(そうかいそうでん)
すなわち「滄海(そうかい)変じて桑田(そうでん)となる」
つまり、 広い海原が桑畑に変わる。 世の中の移り変わりの激しいことのたとえ。
なんだとか。
ラベルのイメージとはかけ離れた難しい言葉ですが、
それはそれ。
ご興味のおありの方はお試しください。
(業務部 大下勝己)