「こんなにもおいしい水があふれてゐるよ」とは、
種田山頭火の句であったでしょうか。
先週末から山口県を襲った豪雨(ちょっとおおげさ)により、
錦川は濁流となり、田畑は全滅し、町も人もすべて飲み込まれ・・・
みたいな恐ろしい災害は起こってはいません。
確かに増水はしたのでしょうが、
生活に支障が出ることもなく、いつもの「雨が降ったらこうなる」程度の状況であります。
ところで、左の写真は五橋が地下水をくみ上げるポンプの写真です。
汲み上げる必要もなく、どんどんあふれているのが分かりますでしょうか?
五橋は錦川という山口県細大の清流に恵まれたおかげで、
今まで渇水のような水不足で困ったことはありません。
ひとたび大雨が降れば、このように地下水がどんどんあふれてくる。
雨が大地(山)に染み込んで、これが地下水となって仕込み水になる。
なんて、きれいごとを言ってますけど、この写真を見ていただいたら分かっていただけると思います。
このあふれている水。おいしいかどうかは定かではありません。
さすがにこれを飲むのはちょっと勇気が。
ただ、これがおいしいお酒になるのは間違いありませんが。 (^。^)