酒蔵の森林浴やぁ~っ!【1158杯目】

副杜氏の森重が「えいやっ!」とばかりに、櫂をついている左の写真。
なんだかいつもの雰囲気と違うのがお分かりですか?
白黒にしているのは、なんとなくそれっぽい雰囲気を出すためなので、
答はそれではありません。
よーくご覧くださいませ。

森重の後ろの方にもタンクが見えますが、これはホーローのタンク。
で、森重が櫂をついているタンクというのが・・・

タンクというより「桶」ですな。
木桶でございます。
昨年「五橋」の創業時の味を再現しようとした「五橋 純米酒復刻版」は、
皆様の記憶に新しいところだと思います。
この復刻版、仕込み配合や製法は創業時ということでしたが、
設備はもちろん現在のそれを使用していたんですね。
というわけで、もう一歩創業時に近づけようということで、木桶仕込みにチャレンジなのでございます。

「えー?木桶で仕込んだだけで味が変わるのー?」と、ご質問のあなた。
もちろんでございます。
単純な話、木香がつくことが期待されるのであります。
桶のそばに近づいて、その匂いを嗅ぐと・・・
ほーら、何やら懐かしいような、心温まる香りが・・・
「酒蔵の森林浴やーっ!」ってなもんです。

味覚にも間違いなく木桶仕込みの影響は、出てくるはずなのであります。
残念ながら現時点では全て憶測になってしまいますので、多くは語りません。
「五橋 純米酒復刻版~木桶仕込み~」をお買求めいただき、
その酒質、味覚、香りをお楽しみくださいませ(今秋発売予定です)。

この世にも珍しい「平成の木桶仕込み」を、
マスコミ各社にプレスリリースという形で情報提供していたのですが・・・

この仕込みが行われた3月20日はなんと、市町村合併を果たした岩国市の開市式当日。
テレビ、ラジオ、雑誌、新聞、何一つ取材に来ることなく、心置きなく仕込みができたとさ。

木桶仕込みの取材を妨げた新岩国市は、
山口県内で一番広い面積を有し、15万弱の人口を誇り、
日本で一番多い市議(なんと113人っ!)を抱える都市になりました。
これで岩国市の名産は「五橋」の次に市議会議員がリストアップされることでしょう^^

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