日本酒で季節感を楽しむ【1118杯目】

おかげさまで「純米あらばしり」も、残りが約300本ばかりとなりました。
ありがたいことです。
予定本数に達した時点で、品切れとなってしまうのは当然といえば当然なのですが、
なかなかここがご理解いただけないようでして、
品切れ(予定数量の完売)になってしまうと、やはりお叱りを受けることになってしまいます。

「完全予約商品」と銘打った商品であっても、
発売日以降にお問い合わせがあったりするわけですから、
致し方ないことなのかもしれません。

「今しか飲めない」季節商品であることの宿命なのですが、
季節感のなくなった日本においては、
「時季を外していようといまいと、品切れ許さん」の雰囲気があるようで・・・

他酒類を見てみると、季節感を演出できるものはほとんどないようで、
大量生産、大量消費型のものに顕著にその傾向が表れます。
確かに「ビール=夏」の図式は成立するでしょうし、
「寒い日=焼酎のお湯割り」も最近の風潮からすればアリでしょう。

ただ最近のテレビCMなんかを見ていますと、
他酒類で無理矢理季節感を演出しようとしているものも見受けられるのであります。
夏には冷たくて清涼感を演出していた商品であったのに、
冬でも(全く同じ商品で)バンバン購買意欲をかき立てようとするんです。
1年中製造しているものに季節感が存在するわけもなく、
単なる消費財になってしまった時点で旬がなくなるんですね。

「日本酒の季節は?」と問えば、「冬」と答える人は少なくないと思います。
確かに、日本酒は寒仕込みが一般的であり、
体を温める燗酒のイメージからも「冬」のイメージはぴったりです。
ですが、花見のお酒は?
夏にキリッと粋に楽しめるお酒は?
秋に旨さが増してくるお酒は?

どうですか、日本酒は全部バチッとはまるじゃありませんか。
四季の全てに違和感なくはまるお酒が日本酒なのでありますよ。
これこそ国酒。
四季のはっきりした日本で、1年中楽しめるってもんです。

前置きが長くなりましたが、私が言いたいのは「立春朝搾り」について。
この商品のコンセプトは「春を告げる幸福のお酒」でしょ?
ほ~ら、またまた季節がらみじゃないですか。
(暦の上で)春を迎える立春のその日に搾りあがった清酒は、
春とともに生まれた幸福の酒・・・

なんか上手くまとまりませんが、とりあえずは「立春」の宣伝がしたかったということだけご理解下さい。
最近、作文が苦手になった勉強不足の私なのでありました。

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