賢い人のふり【695杯目】

「願はくば 花の下にて 春死なむ そのきさらぎの 望月のころ」
かの有名な西行(平安の歌人)の歌です。
西行は桜をこよなく愛し、花の桜の木の下で、
最期を遂げるのを念願としていたのだといいます。
しかも、釈迦が入滅したその日(2月15日)に。

結局、西行は1190年2月16日に没することになるわけです。
残念ながら念願かなうことはなかったのですが、
没した2月16日は新暦で言えば、今日3月30日。
早咲きの桜はすでに咲いていたでしょうから、
その想いだけは成し遂げられたのかもしれません。

なんてことを書けば、
「ん?これって本当に今日の五橋?」
「担当が替わったのか?」
などと思われる事でしょう。

なぜこんなことを書いたのか。
特に意味はありません。
面白い文献が手に入ったので、お利口さんを演じてみただけです。

最近は「旧暦」が流行のようです。
古くから日本人は旧暦で生活してきました。
習慣や行事なども旧暦で行っていたんですよね。
新暦になったとたん生活習慣が改められるわけもありません。
旧暦で行動すること、旧暦を考えること。
それが案外日本人が忘れた何かを、呼び覚ますきっかけになるのかもしれません。

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