個性【613杯目】

米作り酒造り体験について、マスコミ各社に取り上げていただいたおかげで、
反響がそこそこ(中途半端・・・)あります。
「来年もやるんですか?」と、
「来年参加したいのですが」と。

げげげげげー!
ありがたいことでございます。
五橋の姿勢が伝わったということなのでしょう。
食に対して関心を持つことは、絶対に必要なのです。

私も言えた義理ではありませんが、
最近の子供は昔の人に比べて味覚が落ちているんだとか。
それはまさに人工的に作った味によるものなのだそうです。
ただ単に甘い、辛い、苦いだけの単純味覚。
複雑な味には反応できないんだとか。
これもファーストフードの弊害なのでしょうが、
手軽さと引き換えに失った代償が複雑な味覚だと思えば、なんとなくやるせない気持ちになります。

で、これに関連した記事を今日読みました。
酒業界ではかなり名の知れた松崎晴雄氏が書かれた記事です。(引用します。許可取ってませんが・・・)
「とどまるところを知らない昨今の本格焼酎ブームであるが、
全般に酒質が洗練されてきている点が気にかかる。
原料に由来する本来の個性、クセといったものが影を潜め、
かつての焼酎イコール臭い、といったイメージは完全に薄れつつある。
特に当初よりブームの牽引車的な役割を担ってきた常圧蒸留のジャンルほど、
どんどんきれいな、飲みやすい方向にシフトしてきている。」
とあります。

ここまで読み進めると、
「焼酎が飲みやすくなったから良くなった」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、ここで書いているのはそういうことではありません。
没個性化って書いてあるんです。

それはあたかも、日本酒業界が反麗辛口傾向にシフトして行って、
味も素っ気もない薄っぺらい酒になったと批判されるまで進んだ没個性化。(五橋は違います)

そのあとに書いてある言葉が、「焼酎最後の聖域」とも言うべきカテゴリーは粕取り焼酎だ。ですって。
他の焼酎にはない個性的な風味がいとおしく感じられる・・・
五橋が今造っている焼酎は粕取り焼酎。
それも個性をバンバン主張しているタイプです。

PAGE TOP