今日はトラタン村(柳井市伊陸)での山田錦の等級検査に立ち会ってまいりました。
「立ち会った」と書くと、なんか偉そうなので訂正します。
見に行ってきました。
今年は冷夏で作況指数も91と「不良」の年でしたので、
やや心配していたのですが、さすがトラタン村民!
やっぱりやってくれました。
700俵の目標値を達成してくれたのであります。
冷夏をものともしないトラタン村民たち。只者ではありません。
で、左の写真をご覧ください。
真剣なまなざしで何かを見つめるトラタン村民(宮本さんと藤嶋さん、プロフィールはトラタン村のページでどうぞ)
彼らが見ているものは・・・
はい!これです。この真ん中の写真の道具。
これがなかなかの優れものでして、
上の硝子板に米を置きます。
で、下の鏡で米の胴割れをチェックしようというもの。
上からの明かり(日光)で、米が透き通り、下の写真のように見えるというわけ。
(クリックすると拡大写真が見られます)
農家の方たちからすれば、半年間手塩にかけて作った大事な稲。
その米の等級検査はまさにその年の総決算なんです。
真剣な表情で米の検査に見入るのも無理はありません。
今回の等級検査で一番印象深かったのが、「やったー!」の歓声。
ご自身が想像されていたより等級が高かったのでしょう。
検査官が等級を言ったときに、「やったー!」と。
子供がじゃないですよ。
稲作歴40年超の超ベテランがです。
純粋に嬉しかったのでしょう。「やったー!」
この感動を私たちが酒に変える番です。
そして皆様が五橋を楽しまれて、「美味い」と言っていただければ、私たちも「やったー!」と叫ぶのでしょうか。