5年の眠りから【547杯目】

15.8.26.jpg左の写真をご覧ください。
「ん?なんだ?」
何の変哲も無く見えるこの酒は、例の洞窟で眠っていたお酒でございます。
平成10年の5月に貯蔵した純米原酒なんですねぇ。
5年古酒ってやつでございます。

5年物なのにさほど着色していないということは、ご覧いただければ分かると思います。
これが年間通して14度という好条件下で貯蔵された賜物なんです。
で、香りとお味の方はと言いますと・・・
香りは軽い熟成香(老香か?)を感じます。
某熟成酒研究会の発表によれば、8年貯蔵すれば、老香が熟成香に変わると。
これを解脱なんていうらしいです。
お味のほうはと言いますと、純米原酒なのに軽いんですね。
「さらっ」といった感じで喉を通ります。
しかし米の旨味はしっかり感じるんですね。軽いのに旨い。

もう少し詳しく書ければよいんでしょうけど、ボロが出ますんでこのくらいで。
このお酒はあと4年は洞窟内で貯蔵する予定でございます。
そのときには今以上に味に幅があって、趣のある古酒になっていることでございましょう。
「あと4年も待てないよ」と言われる方には・・・
もう何回も書いたから止めときましょうね。

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