午後搾りでゆっくりというのはいかが?【415杯目】

立春朝搾りのもろみが24日目を迎えました。
「立春朝搾り」の名称がついているくらいですから、このもろみは立春の朝に搾られるわけです。
これだけ分かりやすい名前がついた商品ですが、
仕込みは非常に大変のようです。(仕込みというよりもろみ管理)
というのも、日本酒の醸造(醗酵)は、酵母という微生物の力に頼っているからです。
単純な工業製品であれば、機械の能力だけで製品の生産をコントロールできますが、
微生物を操っているわけですから、思ったようにはことが進まないというのが現実のようです。
ところがこれを管理して立春にあわせる。
ここが蔵人たちの腕の見せ所なのであります。

日々のもろみを写したページをご覧いただいても分かるように(分からない?)もろみは順調に推移しています。
と、偉そうに書いた私には実はぜんぜん分かりません。
特にここ数日は写真はおろか肉眼で見ても、もろみの変化がわかりません。
もう、もろみ末期ということなのでしょう。
後は科学的分析(大げさな書き方)によりもろみの内容を確認するわけです。

正直な話もろみは順調にいっています。(杜氏談)
香りもいいし、酸も高くない。
年明けに仕込みをしたわけですが、適当に冷えましたし、
今年初チャレンジの立春朝搾りを、気候が後押ししてくれたのでありましょう。
蔵人たちの苦労もこれで報われるはず。

ところで、朝搾ったお酒がどういう流れで詰められるかご存知ですか?
今のところの予定では、2月4日の午前3時半頃にろ過。
4時から瓶詰め開始。(5時頃終了予定)
同ラベルの貼り付け作業もほぼ同時に始まって、6時過ぎには終わる予定です。
程なくして名門酒会の加盟店様方が五橋にいらして、
肩ラベルを貼り付け、やがてお客様のところへ配達される・・・

私も久しぶりに瓶詰め作業のお手伝いをいたします。
久しぶりだからドキドキ、作業は4時から・・・
来年は「立春午後搾り」くらいでのんびり・・・無理か、主張がなさ過ぎる・・・

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