五橋の味を造る男たち【212杯目】

明日で仕込みが終わりです。
というわけで、明日は「掛け留め」という行事が行われるわけです。
どういう行事かといいますと、一年(酒造期)を無事に過ごせたことをお祝いするのであります。
つまり、飲み会!
こういう表現をするとただの酒宴だと思われてしまうでしょうが、
実際に酒造りに携わった蔵人たちにとっては感動の酒宴になる(?)のであります。

今日蔵のほうに入ってみますと、室は掃除され、
酒造期の終わりを感じさせる光景となっておりました。
とは言いましても、まだ醪が残っておりますので蔵人たちの仕事が完全に終るのは4月20日頃。
あと一ヶ月ですか・・・。

毎年思うことですが一年の過ぎるのが早いこと早いこと。
漫画「夏子の酒」のなかでありましたが、
酒造期が終ると「もう酒造りはしたくない」と思う蔵人が多いんだとか。
肉体労働で、辛いことは言うまでも無く、
住み込みで行う作業でもありますから、精神的にもつらいんだと思います。
そんな仕込みも後一日、蔵人さん達は本当にお疲れ様だったろうと思っているのであります。
今年の仕込みに励んだ蔵日とたちの顔を久しぶりにご覧下さい。
彼らが今年の五橋の味を造ったのです。

皆様が五橋を楽しまれる時に彼らの辛い作業風景が頭に思い浮かべば、
酒の味もまた格別なものになるのでは?

 

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