加熱してるのに「生」って、これいかに!?【198杯目】

そうでした。忘れていました。純米吟醸の生酒を瓶詰していたということを。
忘れていたというより出張に行っていたために、意識の外のことになっていました。
あー、このことを瓶詰してすぐにお知らせできなかったのは大失敗です。
責任をとって明日でこのサイトを終了・・・
などと責任放棄で逃げるような日本人ではありません。
心は粋なアメリカ人なのです。
「ニホンシュ、オイシイデスネー」
ということで明日以降も五橋HPは続くのであります。

で、純米吟醸の生酒なのですが去年から貯蔵倉庫用として導入いたしました、
冷凍コンテナにストックされております。(一部)
冷凍コンテナというくらいですからマイナス18度(だったと思います)まで温度を下げられます。
でもそこまでやっちゃうとお酒が凍って、瓶が破裂しますので実際には下げませんが。
今はマイナス3度の設定になっていたと記憶しております。
生酒には高温が大敵でありまして、低温貯蔵が常識なのであります。
今までは0度に設定した冷蔵庫で全て貯蔵していたのですが、
品質劣化という不安要素を少しでも回避すべくコンテナを導入した次第であります。

考えてみれば五橋では氷点下のものって幾つかあります。
醪の温度を管理するための不凍液はマイナス7度だし、
本醸造の生酒タンクはマイナス5度だし・・・
幾つかっていっても実はこのくらいしかないんですけど。
まぁ商品の品質を守るためにはこういう管理をしているというお話でした。

ところで、大手メーカーさんの生貯蔵酒、あるいは生詰酒といわれるような
何が生なのか消費者には理解できないお酒は常温保存可能のようです。
実際に冷蔵庫以外のところに山積みされているのを見かけますよね。
この生貯蔵酒というのは、解説すると「過去に生の状態で貯蔵していて、瓶詰の際に火入れをした」お酒です。
そして生詰酒は「火入れをしてタンク貯蔵していたものを瓶詰する時に火入れをしなかった」お酒なわけです。

例が適当かどうかは分かりませんが、
「生」というのは焼いたり煮たりしていないものだと言えると思います。
「刺身」という食べ物がありますが、これは生魚です。
生の魚を冷蔵庫で保存していて、食卓に出す前に焼いたものは生魚ではないんです。
焼魚を冷蔵庫に入れておいてそのまま食卓に出したものも、やっぱり生魚ではありません。
でも焼いた(火入れした)お酒は生云々という商品になっているんですね。

こんなことは業界では常識ですが、
消費者はラベル表示の「生」だけ見て購入されるわけですよね。
確かに「生貯蔵」「生詰」と記載しているんですが、まぎらわしい表示だといえるのでは?
なかなかこういったことって問題になりませんよね。
まぁ、国産牛をアメリカ牛って表示しても大丈夫な国ですから、
こういった細かいところは引っかかるわけもないですが。

何をどうしたいのか分かりませんが、この間知った驚愕の事実!!
ホットの生茶という商品もあるようです・・・

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