保存料、着色料に思う【130杯目】

先週末お知らせいたしました宇部空港での試飲即売会の展示写真です。

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土曜、日曜と休日返上で望んだ試飲会でしたが、んー、厳しかったです。はっきり言って。
両日とも9時30分入りということでしたが、飛行機の第1便は9:30!
会場入りしたときにはとりあえずお客様はいらっしゃいません。
第2便はなんと13:00!
第3便はビックリ16:15!!
第4便は驚きの19;40!!!
3時間おきじゃはっきり言って厳しいです。
残念ながら不完全燃焼でした。んー、無念・・・
宇部空港での試飲会についてはこのくらいでご報告を終ります。

<<<無添加強調のコンビニ商法に添加物協会自粛要請>>>

こんな見出しの記事を先日新聞で見ました。
保存料や合成着色料の無添加キャンペーンを始めたコンビニ最大手に、
食品添加物製造関連メーカーが中心となる日本食品添加物協会が自粛を申し入れたようです。
「無添加の強調は添加物への信頼性を損なう」というのが自粛を申し入れた根拠だそうです。

昨年末の協会の調査では東京、大阪のスーパーやコンビニで、
・合成着色料だけ使っていない商品に「無添加」と書いて、すべての添加物を使っていないような誤解を与えたり、
・根拠もないのに添加物の安全性を否定したり、
・消費者の不安感を利用する
といった例がたくさん見つかったということだそうです。

「量と使い方のルールを守れば有用なのに、添加物イコール悪者というイメージが広がってしまう」
という不安が協会関係者にはあるようです。
もっとも、コンビニ最大手という肩書きは伊達ではなく、
かなりの影響力をもっているから当然のことでしょうが。

日本酒業界では合成保存料も着色料も全く使用しませんから、まさに対岸の火事なのですが、
同じ食品製造業者として一つご提案を申し上げます。

日本食品添加物協会さんは加盟各社の共同出資で、
コンビニもしくはスーパーを設立されてはいかがでしょうか?
その店では無添加食品を全く扱わず、全商品合成保存料と着色料使用の商品とする。
パッケージには大々的に「合成保存料使用!!真夏でも3ヶ月は腐りません!」
「自然じゃ出せないこの色合い!真紅の梅干し!!」などの宣伝文句で無添加商品との差別化を計る。
っていうのはいかがでしょうか?

消費者はシビアです。 おそらく答えはすぐに出るでしょう。

合成保存料や着色料を使用しなくても食品が提供できるようになったのであれば、
使う必要がなくなったと理解してよいのではないでしょうか?
家庭で作る食事には通常は保存料や着色料は使いません。
別に無くても良いんです。必要が無いんですから。
食品業界の中でも「流通の中で使う必要があった」のは過去の話であって、
今現在は「使う必要が無くなった」のでしょう。

だから無添加商品を前面に押し出してきた。
さすが業界をリードするコンビニエンスストアです。
普通に考えれば自然の流れなのでしょうが、
昔のしがらみや、古い常識にとらわれて脱皮できてない業者が存在するという現実を見せつけられた記事でした。

口に入れる「食品」を扱うわけですから、間違っても業界がミスリードされないよう切に祈るばかりです。

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