米アルコール【109杯目】

まずは一言お詫び申し上げます。
昨日の「今日の五橋」の中で「おはようニッポン」の取材を受けたとご紹介いたしましたが、
正しくは「おはよう中国」でした。(中華人民共和国ではない)
関係者の皆様と「今日の五橋」を楽しみにしてくださっている皆様ご迷惑をおかけいたしました。

というわけで、週末なので週末らしい(?)話題を。
ここ最近テレビCMで、「米アルコール」を使った日本酒があるようです。
大手メーカーさんの商品だということで、業界の中ではそれなりにインパクトの大きいものかもしれません。
アルコール添加をうたい文句にした日本酒はまず例が無いのではないのでしょうか?

このページを読んでいらっしゃる方で、酒業界以外の方、
日本酒についてほとんど知識を持っていらっしゃらない方、
「米アルコール」って分かりますか?
たぶん分からないと思います。
それはそれで仕方の無いことかもしれませんし、当たり前のことかもしれません。
ですが、あれはどうもムード広告って感じでいただけません。(批判ではなく感想です)
あの商品に関しては「米アルコール」を使っているんでしょうが、
他の商品でアルコール添加しているものは何のアルコールを使っているんでしょうか?

問題はそこなんですよね。
一部の美徳というか秀でた部分だけを際立たせて見せようとするのは、
仮面をかぶっているみたいな感じがしませんか?
数年前から五橋はアルコール添加用には米アルコールを使っています。
あえて大々的に発表していません。(ここが五橋の奥ゆかしさというかつつましさというか・・・)
これには使って、あれには別のを使ってということはしません。
やっぱこうでなきゃダメじゃないですか?

消費者の方にろくに説明もせずに「米アルコール」を入れたとか、
「山廃」で造ったとか言われても分かりませんよね。
某薬品で、「サルファレゾルシン処方」(名称が違うかも)で治す薬というのがあります。
業界の方たちは、「おっ!やるな」とか思うんでしょうが、
私にはそれがいいのか悪いのか、何の事やらわかりません。

私が何を言わんとしているかはわかっていただけたと思います。(全部言っちゃってるかも)
ムードやイメージだけで煽動して作るのはブームです。
良品ではありません。
結局昨日(18日)の「今日の五橋」で書いたように刹那的な商品ができてしまうんです。
五橋が毎月「蔵元だより」を発行してご希望のお客様にお届けしているのは、
日本酒について知っていただこうという想いがあるからです。
その証拠に(?)自社の商品ばかりを宣伝するチラシにはなっていないでしょう。(たまにありますが・・・)
日本酒の事を知っていただいて、五橋の姿勢を知っていただいて、五橋の商品も知っていただいて(ここ重要)・・・

なんて偉そうなことを言ってみても私自身が消費者の立場になったときは、
ムードやイメージで買っちゃいますね。
んー。これが消費者意識ってやつか。

明日、あさっての更新はお休みいたします

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