ついに10月に突入です。早いものですね。
10月といえば日本酒業界の人間ならまず間違いなく話題にするこのお話を。
10月1日は日本酒の日です。
十二支の10番目、酉(とり)にちなんでいるということだそうです。
もっとも酉は空を飛ぶ鳥とは全く関係なくて、この酉の字は酒つぼをあらわす象形文字です。
「なぜこの酉の字をとりと読むのか?」という質問はしないで下さい。
そういう質問にはいささか食傷気味なものですから。
疑問を持つことは重要ですが、適当なところでなんとなく分かったような気になるのも重要なことです。
とは言いながらも、考えてみれば不思議なことかもしれませんね。
もともと酒つぼの意味を持つ酉の字をとりと読む・・・
酉(とりへん)の漢字は全て酒にかかわる本意を持つ・・・
なのに、とり・・・
さけへんなら意味も分かるんですが、昔の人ってややこしいことを考えたものです。
酉(とりへん)の謎、ご存知の方はメールください。