1. TOP
  2. 蔵元だより

蔵元だより

蔵元だより

其の88 安全?安心?米トレサ法 ~米(山口県産)・米こうじ(山口県産米)は五橋の主張~

 平成22年10月1日から「米トレーサビリティ法(米穀等の取引等に係る情報の記録及び産地情報の伝達に関する法律)」が施行されました。
 飲食店などのメニューにもご飯(米)の産地が表示されるようになっていますので、すでにご存じの方も多いと思いますが、米を主原料とする清酒においても適用されている法律ですので、概要をご紹介させていただきます。

 「米トレーサビリティ法」とは、米及び米加工品の記録(取引等の記録の作成・保存)と伝達(産地情報の伝達)を義務付ける法律です。
その対象品目は
・米穀:もみ、玄米、精米等
・主要食糧に該当するもの:米粉、米こうじ、米菓生地等
・米飯類:弁当、発芽玄米等
・米加工食品:清酒、みりん、もち、だんご、米菓等のように、多岐にわたります。

 その目的は、米や米加工品に問題が発生した際に流通ルートを速やかに特定することにあり、生産から販売・提供までの各段階を通じ、取引等の記録を作成・保存し、米の産地情報を取引先や消費者に伝達することとされています。対象事業者は、対象品目となる米・米加工品の販売、輸入、加工、製造又は提供の事業を行うすべての方となっています。
 対象事業者には米・米加工品を(1)取引、(2)事業者間の移動、(3)廃棄など行った場合に、その記録を作成し保存することが義務付けられました。そして産地情報を伝達しなければなりません。

 例えば、一般消費者への産地情報の伝達の仕方は、商品へ直接、「国内産」「国産」等と産地情報を記載。外国産の場合はその「国名」を記載。清酒においては原材料の米は「国内産」または「○○県産」などと表示。
 また、商品パッケージ等にURLを記載し、そのWEBサイトにアクセスすることで産地情報が入手できるようにする方法、商品等に、産地情報を入手するためお客様相談窓口の電話番号を記載する方法などもあります。

「安全・安心」は担保されたのか?
 米トレーサビリティ法は、平成20年に起きた事故米穀の不正規流通問題がきっかけで制定されました。
 その前段階としてBSE問題、牛肉偽装、産地偽装、賞味期限切れ原料使用や賞味期限の改ざん等、食品全般にわたって事故が起きていたことから、主食である米の流通に対する不安がこの法律制定の後押しをしたと言えるかもしれません。

 こうした法律が施行されると、食の「安全・安心」という言葉が前面に出てきてくるのが常ですが、食品のトレーサビリティとは、何か事件・事故が発生した時に、問題のある商品を流通経路から追跡し、特定できるということを意味します。つまり、不具合が起こった時に初めて機能するものなのです。被害の拡大を防ぐことはできるかもしれませんが、「安全・安心」が100%約束されているものではないというのが現実なのです。

 弊社では原料米を全量山口県産米に限定していますので、ラベルへの原材料表記は米(山口県産)・米こうじ(山口県産米)としています。もちろん「国内産」という表記にしても問題はありません。ですが弊社はあえて「山口県産」の表記にこだわりました。山口県の地酒蔵であるからこそできること、いや、これこそが山口県の地酒として望ましい形なのだと信じているからです。

 特A地区だとか、有名品種だとか、ブランド米だとか、そういう米でないと良いお酒が醸せないわけではありません。「山口県の地酒」として「当たり前のことを当たり前にやる。」そうすれば自ずと良い酒になるのだと、私たちは信じています。
 米トレーサビリティ法が施行されたおかげで、弊社の主張が目に見える形になりました。五橋は全量、山口県産米。「安全・安心」なんかのためにではありません。これは皆様の「五橋」のためにです。

(編集 大下勝己)

 

日本酒クールスタイル~日本の夏は日本の酒で~ 

 日本酒造組合中央会では、昨年から「涼を運ぶ~日本酒クールスタイル」のコンセプトで日本酒に氷を入れた楽しみ方などの提案をしています。日本酒のタイプが多様化している昨今、その楽しみ方もいろいろです。氷を浮かべるだけで、その印象は爽快で新鮮な飲みごこちへとガラッと変わります。また、ソーダや緑茶などで割ると、新しい日本酒の魅力が広がります。うんざりするような夏の暑さを吹き飛ばしてくれることうけあいです。

20120705 (3).jpg 日本酒の楽しみ方に邪道も正道もありません。こだわりの小粋なグラスで、「日本酒クールスタイル」を試してみられるのはいかがでしょうか?
 暑い夏にぴったりで、簡単に楽しめるのが「クラッシュアイス×日本酒」。氷が解けるのと併せて味わいが変化します。濃醇な原酒であれば氷に負けることなくお楽しみいただけます。
 弊社のオススメ商品は「ひや」。どうぞお試しください。

五橋 ひや
原材料/米・米こうじ・醸造アルコール
アルコール分/19度以上20度未満
容量および価格/1800ml:2,100円【税込】
             720ml:1,050円【税込】

 

20120705.jpg

日本酒×クラッシュアイス
材料 ●クラッシュアイス・・・たっぷり
    ●日本酒・・・60ml程度

作り方
 ◇フルートタイプのシャンパングラスを使い、クラッシュアイスをたっぷり入れ、日本酒を注ぎます。
グラスの大きさやお客様のお好みによって分量の調整を。
アルコールが苦手という方。日本酒初体験という方におすすめです。

 

 20120705 (1).jpg

五橋 純米酒やまぐち伝説」がANAの国際線ビジネスクラス(2012年3月~5月)および国内線プレミアムクラス(2012年3月~8月)に採用されています。

 
 

平成23酒造年度全国新酒鑑評会金賞受賞

 平成23酒造年度全国新酒鑑評会の結果が5月18日に発表されました。弊社は、山口県のオリジナル酒米「西都の雫」で醸した「五橋 大吟醸 西都の雫」で、昨年に続き金賞を受賞いたしました。
 全国新酒鑑評会は、現在、全国規模で開催される唯一の清酒鑑評会であり、明治44年の第1回開催以来、今年で通算100回を迎えた、国内でもっとも長い歴史と高い権威を持つコンクールです。 

 その鑑評の方法は日本酒有識者をはじめとして、独立行政法人酒類総合研究所、国税庁の酒類鑑定官、都道府県醸造試験場の技術関係者などにより官能検査法を用いて、香味の調和など品質内容について審査するほか、酸度や香気成分についての科学分析も行われる厳格なものです。
 歴史を振り返れば、「五橋」の名前が全国的に知られるようになったのは昭和22年春の全国新酒鑑評会で第1位を獲ったことがきっかけでした。(当時は「金賞」や「入賞」といった形ではなく、1位から3位までの順位をつけていました。)

 これで、直近10年間で8度目の金賞受賞となります。「酒造りに頂点はない」という先人の言葉を胸に、心と技術を磨くことで、お客様に喜んでいただけるお酒を醸し続けたいと思います。

20120705 (2).jpg五橋 大吟醸 西都の雫
原材料:米・米こうじ・醸造アルコール
精米歩合:40%
アルコール分:16度以上17度未満
容量:720ml
価格:3,255円【税込】

バックナンバー

五橋 -GOKYO-

五橋とは

五橋製造工程

トラタン村

樽OK

五橋ブログ

蔵元見学

イベント情報

メディア掲載歴

蔵元だより