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蔵元だより

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其の76 これが日本の酒類の種類 ~4種17品目の日本のお酒~

 平成18年5月1日の「酒税法等の改正」により酒類の分類が変更になりました。 この改正では酒類をその製法や性状等により大きく4種類に分類し、原則としてその分類によって税率が適用されることとなりました。
これまでは10種11品目で酒類の種類と品目が分類されていたのですが、今回の改正では4種17品目となります。
新酒税法においては、「種類」は課税上の分類として、「品目」は酒類の区分として、1つの酒類が2の基準で整理されることになっています。
新しい種類と、その種類に該当する酒類(品目)は表のとおりです。また、酒類の定義の概要は次のとおりです。

発泡性酒類

=ビール=
◆麦芽、ホップ、水を原料として発酵させたもの(アルコール分が20度未満のもの)
◆麦芽、ホップ、水、麦その他政令で定める物品を原料として発酵させたもの(アルコール分が20度未満のもの)
=発泡酒=
◆麦芽又は麦を原料の一部とした酒類で発泡性を有するもの(アルコール分が20度未満のもの)
=【その他の発泡性酒類】(品目ではありません)=
※ビール及び発泡性酒類以外の酒類のうち、アルコール分が10度未満で発泡性を有するもの

醸造酒類(注)
=清酒=
◆米、米こうじ、水を原料として発酵させてこしたもの(アルコール分22度未満のもの)
◆米、米こうじ、水及び清酒かすその他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたもの(アルコール分22度未満のもの)
=果実酒=
◆果実を原料として発酵させたもの(アルコール分20度未満のもの)
◆果実及び糖類を原料として発酵させたもの(アルコール分15度未満のもの)
=その他の醸造酒=
◆糖類等を原料として発酵させたもの(アルコール分20度未満のもの)

蒸留酒類(注)
=連続式蒸留しょうちゅう=
◆アルコール含有物を連続式蒸留機で蒸留したもの(アルコール分36度未満のもの)
=単式蒸留しょうちゅう=
◆アルコール含有物を単式蒸留機で蒸留したもの(アルコール分45度以下のもの)
=ウイスキー=
◆発芽させた穀類、水を原料として糖化させて発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの
=ブランデー=
◆果実、水を原料として発酵させたアルコール含有物を蒸留したもの
=原料用アルコール=
◆アルコール含有物を蒸留したもの(アルコール分が45度を超えるもの)
=スピリッツ=
◆リキュール、粉末酒、雑酒を除く品目のいずれにも該当しない酒類でエキス分2度未満のもの

混成酒類(注)

=合成清酒=
◆アルコール、しょうちゅう又は清酒とぶどう糖等を原料として製造した酒類で清酒に類似するもの(アルコール分16度未満でエキス分が5度以上等のもの)
=みりん=
◆米、米こうじにしょうちゅう、アルコール等の原料を加えてこしたもの(アルコール分15度未満、エキス分40度以上等のもの)
=甘味果実酒=
◆果実酒に一定量以上の糖類、ブランデー等を混和したもの
=リキュール=
酒類と糖類等を原料とした酒類でエキス分が2度以上のもの
=粉末酒=
◆溶解してアルコール分1度以上の飲料とすることができる粉末状のもの
=雑酒=
◆前記のいずれにも該当しない酒類 (注)その他の発泡性酒類に該当するものは除かれます。

以上が4種17品目の内容です。そしてこれらの酒類の品目に応じて、1キロリットル当たり次のとおりの酒税が科せられます。
◇発泡酒(麦芽比率25%以上50%未満) 17万8125円
◇発泡酒(麦芽比率25%未満) 13万4250円
◇発泡性酒類 22万円(※ビールがこれに該当)
◇その他の発泡性酒類 8万円(※いわゆる第三のビールがこれに該当)
◇清酒 12万円
◇醸造酒類 14万円
◇果実酒 8万円
◇蒸留酒類 20万円(21度未満)20度を超える1度当たりの加算額1万円
◇ウイスキー、ブランデー、スピリッツ 37万円(37度未満)37度以上は基本税率
◇合成清酒 10万円
◇みりん及び雑酒(みりん類似) 2万円
◇甘味果実酒及びリキュール 12万円(13度未満)12度を超える1度当たりの加算額1万円
◇混成酒類 22万円(21度未満)20度を超える1度当たりの加算額1万1000円
◇粉末酒39万円

 今回ご紹介させていただいたのが、現行の酒税法による「日本の酒類」ということになります。その時の経済状況や時代背景等によって、酒類の分類は大きく異なります。  これらを理解する必要も、暗記する必要も全くありませんが、酒類の製法の違いや、課せられている酒税額等を大まかにでも知っていらっしゃることが、皆様のこれからの酒ライフにお役に立つ・・・ことはありませんね。
【参考文献 酒税法等の改正のあらまし 平成18年4月 税務署発行】

 

「五橋 ひや」夏季限定発売

原材料   米、米こうじ、醸造アルコール
アルコール分   20度以上21度未満
容量および価格 1.8㍑   2,100円【税込】
0.72㍑ 1,050円【税込】

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日本酒ベースの梅酒作りに注目

日本酒(アミノ酸)+梅(クエン酸)=カラダにおいしい
 巷ではすっかり「梅酒はホワイトリカーで作る」ことが常識となってしまっているようで、日本酒で梅酒を作ることは非常識なことだと思われているかもしれません。
 しかし、常識からは新しいものは見つかりません。今年は非常識な日本酒ベースの梅酒作りに注目です。
 なぜ日本酒ベースでの梅酒作りをご提案させていただいているかといえば、日本酒には必須アミノ酸類(人間の体に不可欠なアミノ酸)の九種類全てが含まれているといわれているからなのです。
 ホワイトリカーにはアミノ酸のような体に有用な成分は、蒸留工程で取り除かれてしまいますのでほとんど含まれていません。
 日本酒に含まれるアミノ酸と梅からたっぷりと抽出されるクエン酸。日本酒で作る梅酒はただおいしいだけでなく、カラダにもおいしかったのです。ただ飲んでおいしいだけでなく、カラダにもおいしいともなれば、お勧めしないわけにはいきません。
 作り方は次の通りです。飲んでおいしい。カラダにおいしい。そして一番大切なことは「アナタ好み」。市販の梅酒に負けないアナタだけの梅酒作りにチャレンジしてください。

■■ 材料と用意するもの ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■

・ 「五橋 梅酒用」1.8㍑
・ 青梅 1㎏
・ 氷砂糖 200㌘~500㌘
・ 殺菌した保存容器(ビンはよく洗って、水を切っておく)

1.青梅は丁寧に水で洗い、竹串などでヘタをとり除く。
2.乾いたふきんで一個ずつ水をふきとる。
3.殺菌した保存容器に青梅と氷砂糖を交互に入れる。
4.「五橋 梅酒用」を静かに注ぎ、蓋をして冷暗所で保管する。
5.時々ビンを揺り動かして、糖分が均等に混ざる様にする。
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五橋 梅酒用

 原材料 米、米こうじ、醸造アルコール
 アルコール分 20度以上21度未満
 容量および価格 1.8㍑ 2,100円【税込】


===ご注意ください!===

 酒税法では、水以外の物質を酒類に混和して新たに酒類を製造することを禁止しています。
例外的に梅などの果実をアルコールに混和して新たな酒類を製造したとしても、自家消費する場合に限ってのみ、その製造が認められています。
ただし、家庭で果実酒等を作られる場合には、以下の点を守らなければ酒税法違反となりますのでご注意ください。

 ①混和前の酒類は、アルコール分20度以上であること。
 ②ぶどう、米、麹、とうもろこし、アミノ酸等の使用は不可。
 ③混和後に新たにアルコール分が1度以上増加する醗酵があってはならない。

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