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其の68 清酒の賞味期限~そのお酒まだまだおいしく飲めますよ~

清酒に賞味期限はあるか

突然ですが、ワインは清酒と同じ醸造酒であるにもかかわらず、製造年月の表示に係る基準がないため、製造年月表示はされていません。(もちろん賞味期限表示もなし) ワインはヴィンテージ物に高値がつくことがあることから、「熟成させた(古い)ものが良い(おいしい)もの」と一般的に思われがちですが、長期熟成に向くものばかりではなく、早飲みタイプのワインもあります。それにもかかわらず、その製造年月は気にされることなく飲まれているという現実があります。清酒の場合、「食品衛生法」には賞味期限表示および製造年月の表記の規定はありません。ところが清酒に関しては、別に「清酒の製法品質表示基準」という基準が設けられており、製造年月表示が義務付けられています。昨今の「食(品)の安全・安心」への関心の高まりからなのか、清酒には製造年月表示がなされているからなのか、日付が古くなったものについて、賞味期限等についてのお問い合わせをいただくことがしばしばあります。

結論から言いますと、比較的高いアルコールが含まれている清酒は、開封がされていなければ腐敗することはまずありません。少し乱暴な言い方ですが、このことから考えると、清酒はいくら古くても飲用は可能であるといえるのです。

ですが「賞味期限」という観点からみれば、話は別です。食品衛生法において、賞味期限とは「定められた方法により保存した場合において、期待されるすべての品質の保持が可能であると認められる期限を示す年月日をいう。ただし、当該期限を超えた場合であっても、これらの品質が保持されていることがあるものとする」と定義されています。つまり、「賞味期限」とは、味や風味が保たれている期間として表示されるもので、品質保持期限と同じ意味で用いられています。ただ、上で「いくら古くても」と書きましたが、いつまで経ってもおいしくいただけるわけではないのです。では、日本酒の賞味期限とはいったいどのくらいの期間なのでしょうか?

 

弊社では冷暗所(生酒の場合は冷蔵庫)に保存されている場合であれば、賞味期限は1年程度(生酒の場合は6ヶ月)とご説明させていただいております。しかし、現実にはきちんと保存していれば、上記期間を越えてもおいしくいただけることも少なくありません。清酒の場合においては、製造年月を基準に賞味期限を設定しようという事自体、ナンセンスなのかもしれません。出荷(瓶詰)する時点で、上槽から数ヶ月も経ってしまっていることもあるのですから。

製造日≠製造年月

清酒は寒造りといって、冬季を中心に1年間の出荷分を仕込むのが一般的です。蔵元で製造されるお酒のほとんどは、冬から春にかけて搾り出されたものです。そして、上槽後に濾過や火入れを行い、蔵内で「貯蔵(熟成)」の工程を経ることになります。つまり、秋に出荷される商品であっても、実際にはその年の春や、前年の冬に造られているということになるのです。しかし、このことがすぐに「古い酒を出荷している」ことにつながるかといえば、答えはノーです。確かに搾りたての清酒には、新酒ならではのフレッシュさや力強さがあります。しかし清酒は熟成をさせることで、新酒にはない複雑で深い味わいや、旨味が引き出されるのです。貯蔵(熟成)は立派な製造工程のひとつなのです。

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イメージ図を例にお話させていただきますと、例えば、1月1日に上槽したお酒があります。これを2月に瓶詰すれば、製造年月表示は2月に、9月に瓶詰すれば製造年月表示は9月になります。2月日付の商品と9月日付の商品とが店頭にあった場合、どちらが古い商品になるのでしょうか? ラベルに表示されている製造年月からは即座に2月日付のものが古いことが読み取れます。しかし、もともとは同じ上槽日のお酒です。また、3月1日に上槽したお酒を7月に瓶詰したとします。当然、製造年月は7月と記されます。このお酒と上で書いた9月日付のお酒が店頭で並んでいた場合、どちらが古いお酒なのでしょうか?

本当に重要なのはお酒の保存方法

とはいえ、製造年月が記されている以上、日付が古ければ気になってしまうのが人の性。出荷後の保存状態が良くなければ、酒質はほぼ間違いなく劣化するわけですから、製造年月が商品選択の際のひとつの目安となるのは当然の流れです。しかし、あくまでも日本酒の賞味期限を語る上で一番重要なのは保存方法なのです。きちんと保存しておきさえすれば、多少年月が経過していても充分おいしく飲むことが可能です。逆に、いくら製造年月が新しいものであっても、温度が高い所や、光(特に直射日光)が当たるようなところに保存しておけば、それはたちまちのうちに劣化してしまうでしょう。日付だけにとらわれずに、ご家庭や店頭での保存状態も賞味期限を考える上での目安にしていただきたいものです。

このお酒 私のほうが もらいたい ~「お父さんの日」は親子の日~

今年の父の日も「私の方がもらいたい」父の日用純米吟醸で決まりです。心なごむ川柳風のコピーと、「父」の字をリボンに模したしゃれっ気たっぷりのパッケージが演出する癒し空間。さらに贈る貴方の心のこもったオリジナルメッセージを入れることで、6月17日が親子の日であることを実感させてくれることでしょう。

「よい子」と「よい父」と「よいお酒」が織り成す団欒に、しばし酔ってください。

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「五橋 純米吟醸 父の日用」
原材料:米、米こうじ
アルコール分:15度以上16度未満
容量:720ml詰(化粧箱入り)
価格:1,785円【税込】 

「夏造り吟醸酒」今年もやります夏造り~6月15日より1500本数量限定発売~

「夏に仕込み、夏に搾って、夏に飲む。暑い夏に飲みたい生酒だからこそ、飛び切りのフレッシュな味わいを楽しみたい。」という、わがままで贅沢な夢。少し前までなら考えられない非常識な願望であったことでしょう。しかし、その非常識を常識に変えてしまった商品が「五橋 夏造り吟醸酒」です。今ではすっかり夏の風物詩として定着したようです。それもそのはず、毎年確実にその酒質は高まっているのですから。吟醸酒の華やかな香り、搾りたての力強さと生酒のフレッシュさ。今年の「五橋 夏造り吟醸酒」はどれだけのパフォーマンスを見せるのか。「五橋 夏造り吟醸酒」は6月15日より1500本数量限定発売。今年の夏も搾りたてです。

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「五橋 夏造り吟醸酒」 500ml詰 1,575円【税込】
原材料名:米・米こうじ・醸造アルコール
原料米:山田錦(精米歩合50%)
アルコール分:15度以上16度未満

夏バテ対策に、カラダにおいしい健康梅酒

~日本酒(アミノ酸)+梅(クエン酸)=カラダにおいしい!?~

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「五橋 梅酒用」は梅酒を作る際のベースになる酒類であって、梅酒ではありません。また、梅酒用としてだけでなく、日本酒としてもそのままお楽しみいただけます。家庭での梅酒作りは古くから行われてきました。先人達は梅酒が持つ健康効果を経験的に知っていたのでしょう。殺菌・抗菌効果、疲労回復および疲労防止、食欲増進、肝機能の活性化、整腸作用、美容効果などの薬用効果を持つとされる梅は、クエン酸をはじめとする多くの有機酸を含んでいることが知られています。また、最近注目のアミノ酸は日本酒に多く含まれているのです。

昨今の健康ブームもあいまってか、「梅酒」人気が高くなっているようですが、ただ単に買って飲むだけじゃ面白くない。「五橋 梅酒用」をベースに、あなた好みの「おいしい梅酒」作りにチャレンジされるのはいかがでしょうか?「日本酒(アミノ酸)+梅(クエン酸)=カラダにおいしい」。ほんわり広がる甘酸っぱさ、やわらかな酔い心地を楽しみながら、今年の夏は梅酒パワーで夏バテ知らずといきたいものです。

【注意】ご家庭で果実酒等を作られる場合には、以下の点を守らなければ酒税法違反となりますのでご注意ください。
①混和前の酒類は、アルコール分20度以上であること。
②ぶどう、米、麹、とうもろこし、アミノ酸等の使用は不可。
五橋 梅酒用 1.8L 2,100円(税込)

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