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蔵元だより

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其の54 トラタン村

大法螺(おおほら)吹きの住む村があった

山口県の柳井市伊陸(いかち)という地区にある村には、それはたいそうな法螺吹きが住んでいるそうな。その村に住む人は皆、大法螺を吹いて吹いて吹きまくり、その法螺をきっかけに、その夢や希望を達成させようとしているのだそうな。法螺の吹きっぱなしであれば、ただの大嘘つきになってしまいますから。

法螺吹きばかりが住むというその村の名は「トラタン村」。村名は「取らぬタヌキの皮算用」に由来するといいます。同地区の圃場整備計画をきっかけにトラタン村は誕生。平成6年10月10日のことでした。平成7年7月7日午後7時7分(このあたりがトラタン村らしさ)にはトラタン村営農組合を発足させ、平成8年度から山田錦の作付けを開始しました。初年度から山田錦栽培の権威、永谷正治先生のお墨付きをいただくほどの米を作ったトラタン村民はさすが只者ではありません。それもそのはず、伊陸産の米は品質が良い事で昔から知られています。  現在でも、米所で名高い新潟県にまで出荷している(飯米)と聞けば、その品質の良さは推して知るべしです。実際に「魚沼産のコシヒカリよりおいしい」と買い求めに来る人もあるそうで、(トラタン村民談・・・得意の法螺か?) 伊陸産米の品質の良さを物語るエピソードです。

夢や希望の法螺を吹こう

こんなトラタン村民はただの法螺吹きの集まりではありません。法螺が「取らぬ狸の皮算用」で終わらないよう、①5~7人の少人数で、夢や希望を少しずつ口に含み、「自分はこうしたい」という思いを純米酒またはお茶でゆっくり溶かすようにして法螺を吹き(法螺の効果的な吹き方)、②他人事と思わない、嘘つき症候のある人は絶対法螺を吹かない(法螺吹き上の注意)、③消えない記録にして、なるべく日当たりの良い、湿気のない、より多くの人の手に届くところにおきましょう。(保管、取り扱いについて)と法螺の吹き方についてルールがあるほどの大法螺吹き村なのです。

しかしその村は裏を返せば、法螺を吹くことから物語をスタートさせ、いつの間にかそれを実現させてしまおうという高い志を持った人たちの集まりです。トラタン村民は村名の由来にもなっている狸をキャラクターにして「交流、環境、農業」をその活動の柱として積極的に活動している村おこしグループなのです。(現在、トラタン村のメンバーは52世帯、営農組合参加;22世帯(うち、酒米生産農家は17世帯)

トラタン村の大法螺は、次のような症状のときすぐれた効き目を発揮します。

症状 効き目
あきらめ気分になった時(消極的に) 出来る方法を考え、行動を始める(積極的に)
他人を退けるようになった時(排他的、閉鎖的に) 固定観念にとらわれず、のびのびした発想が出来る(おおらかに)
出来ない理由ばかり考える時(否定的に) より良い方法を考え、工夫する(肯定的に)
筋の通らぬ言動が多くなった時(負の現象) 物事の本質を理解するようになる(本質的に)
他律的で、被害意識を持った時(他律的に) 自主性を大切にし、自己責任ということが分かりだす(自主的に)
ずぼらになった時(無計画に) 計画性を持つようになる(5W1H)

米造り酒造り体験 IN トラタン村

日本人の主食でありながら、米のその生育過程は今の子ども達にはほとんど知られていません。日本の国酒でありながら、日本酒もまたその製造工程はほとんど知られていません。「モノ」があふれている今、「食」の重要性が叫ばれる今。だからこそ、体験する「コト」が必要なのです。そしてそれが食育につながることと期待しています。 弊社では5月からトラタン村のご協力の下「米造り酒造り体験」を行っています。作付面積は1反3畝。作付け品種はイセヒカリ。冷夏の影響もあり、収穫量は7俵とやや少なめでしたが、先に行われた等級検査では2等の格付けを受けました。

11月30日には仕込み体験を行い(予定)、12月下旬には上槽する予定。この酒は作業風景の写真をラベルに加工したものを貼って、参加者様にプレゼント。お子さんにはイセヒカリの玄米をプレゼント。お正月を自分で作った米、自分で仕込んだ酒で迎えていただく予定になっております。

  • 田植え体験(5月18日)
  • 生育状況確認(7月27日)
  • 稲刈り体験(9月27日)

伊陸山田錦純米酒 トラタン村の酒 友の舞

かつて吉川藩の「良質米」の米所であった「伊陸(いかち)」で、こだわりの田舎作りグループ「トラタン村」が酒米山田錦を作り、酒宝「五橋」の磨きぬかれた技で純米酒「友の舞」が誕生しました。造り手の心意気を汲み取りながら一献味わって下さい。飲み手の方々と、「生涯の友」として愉快な人生を舞いたいと願っています。 ぬる燗(40℃位)でおいしさがさらに引き立ちます。燗酒の恋しくなるこれからの季節、ぜひぬる燗でお楽しみください。このおいしさは法螺ではありません。 原材料; 米・米麹(トラタン村産山田錦全量使用) アルコール分; 15度以上16度未満 容量及び価格; 720ml詰;1600円(税別) ※化粧箱別売り

=五橋冬の風物詩 初しぼり ご予約受付開始!!=

冬が来れば思い出す。しぼりたてのあの旨さ。平成15酒造年度新酒 五橋「初しぼり」は、蔵人も思わず「美味い」と唸る酒。ご予約いただいた本数だけ瓶詰し、12月12日にのみ販売する完全予約商品です。1年ぶりのあの感動をまたお届けいたします。

ご予約締め切り12月8日 原材料; 米・米麹・醸造アルコール アルコール分; 19度以上20度未満 容量及び価格; 500ml詰800円(税別)  ※化粧箱別売り 最寄りの小売店様または酒井酒造(株)までお申込ください。

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