其の47 日本酒を夏に楽しむ
日本酒にはさまざまな温度帯で楽しむことができる、という特徴があります。最近では夏はビール(発泡酒?)という図式が一般的になっているようですが、やはり日本の夏は日本の酒で楽しみたいものです。「日本人に生まれて良かった」と思えるような、夏に楽しむ日本酒を今夏、再発見してみようではありませんか。 お勧めの弊社商品とその楽しみ方(飲用方法)をご紹介致します。
◆夏の定番、キンと冷たい冷酒で
暑い夏だからこそお勧めしたいのが冷酒。冷蔵庫で五~八度に冷やした本醸造生酒の、マイルドで軽やかな口当たりが、暑気払いにうってつけです。
◆目にも涼しいロックで
氷を浮かべることで視覚的にも涼を演出。氷が溶けることで、酒も若干薄まりますから、力強い原酒がお勧めです。特に夏のロックは夏期限定のひやで。
◆小細工なしの直球勝負、ひや(常温)で
「冴え渡る空のように澄んだ酒」純米辛口白鴎天のキャッチフレーズです。純米ながら軽快なその口当たり、日本酒度プラス9のキリッと辛口。風鈴の音に耳を傾けながらひや(常温)でお楽しみ下さい。
◆夏の暑さにお疲れの胃腸にはぬる燗で
「空気をいただくようなふわふわした軽やかさが印象的。」と表現されたのは、契約栽培の山田錦で醸す錦上添花。柔らかい口当たりとぬる燗の優しさとの相乗効果。40度位がお勧め。
◆ちょっと変り種、シャーベット状に凍らせて
夏休みの思い出、シャリシャリのかき氷を思い出させてくれるお酒のシャーベット。お勧めのお酒は「花ならつぼみ」いつもと違う食感に、酔いも心地よく...。
◆お洒落に、日本酒ベースのカクテルで
カクテルといえば、ジンやウォッカが主流ですが日本酒ベースのカクテルももちろんあります。今夏お勧めするのは「花よりもなほ」(吟醸酒)ベースの「サムライ・ロック」。「日本酒は格好悪い」「古い」とお考えの貴方にお楽しみいただきたい。
いかがでしたか?これはまだほんの一例にすぎません。お洒落な飲み方、おいしい飲み方はまだまだあるはず。いろいろ試されて是非ご自分のお好みの飲み方を見つけて下さい。これも日本酒の醍醐味なのです。 ※凍らせる際は別の容器に移して下さい。瓶が破損することがあります。
日本酒を温度別に楽しむ
先日発売された「日本酒を味わう」(田崎真也著)という本の中で、弊社の本醸造が取り上げられています。「第八回世界最優秀ソムリエコンクール(一九九五年)」優勝の舌が、どのように評価したのか、抜粋してご紹介いたします。
常温で飲んでみると......色調は少しクリーム色。かなりクリーンな香りで、複雑性は少ない。甘味と旨み、酸味、苦味がすべてバランスよく、(略)この五橋はまさしくそういうタイプ。常温で非常にバランスがとれています。
冷やで飲んでみると......香りはますますクリアに感じられます。味は非常にシャープで、甘味や旨みがほとんど感じられなくなります。そのかわり酸、苦味がとても爽やかな印象(略)この酒は七度から十度くらいまでの温度に冷やすと、きれいな味わいが楽しめます。お燗で飲むと......もあるのですが、五十度という高めの燗のため、評価としては芳しくないようです。しかし最後のところで三十五度~四十度くらい、もしくは冷やから常温で飲むのがお勧めとあります。人肌燗からぬる燗くらいの熱すぎない燗は大丈夫のようです。世界一の舌がお勧めする温度でぜひ、弊社の本醸造の味をお試し下さい。
※本文中ではより詳しく評価されています。
サムライ・ロック レシピ
材料;①日本酒...45ml
②ライムジュース...15ml(サントリーライムカクテル用)
③大きめの氷...2個
作り方;①②をグラスに入れ軽くステア、③の氷を浮かべてできあがり。




