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其の39 酒のマナー

酒の席のマナーは酒道にあり?

我が国には昔から茶道、書道、柔道など、その道を極めんとする文化があります。その土壌の中で当然のように「酒道」(室町時代末期)が起こりました。その基本精神は「酔うことを目的としない。酒をもっと優雅ですばらしいものに」といったものです。酒の注ぎ方、飲み方、返杯の仕方など酒席での礼儀作法を定め、飲酒における精神性を高めようとする流れはまさに酒の道です。

酒道には公家流、武家流、商家流の流儀があったとされます。武家流では二人で飲む場合「二人盃」とよばれる方法で酒を飲んだようです。お互いに何かを誓うとき、初対面や別れのときなど、互いの心を一つにすることを目的とし、仲人と呼ばれる酌手をはさんで対面に座し、常に同じタイミングで飲んだようです。股、何十人という武士が一同に座す酒宴では、宴席を礼儀作法の場と考える武士道精神を根底において厳かに飲むことで、仲間意識、連帯感を養ったということのようです。

酒道の基本精神には大いにうなずけるところです。しかし現在では酒道という言葉もほとんど聞かれなくなりました。どうやら酒の席を精神修業の場と捉えるのは今の時代にマッチしなくなったようです。現在の酒宴の席はノミュニケーションの場になってしまっているようですから。

飲んだら乗らない大人のマナー

飲酒のマナーは酒の席だけの話ではありません。飲酒できる権利を有する大人が守るべきマナーがあります。お酒を楽しむ機会が増える12月。お酒を楽しんだ後のマナーが重要です。そう、後を絶たない飲酒運転です。

飲酒運転取締り件数(全国統計)
区分 平成8年 平成9年 平成10年 平成11年 平成12年
酒酔い 3298 2995 2899 2764 2534
酒気帯び 333881 340598 333900 334588 252752
337179 343593 336799 337352 255286
飲酒運転による死亡事故件数(全国統計)
区分 平成8年 平成9年 平成10年 平成11年 平成12年
酒酔い 352 350 345 347 368
酒気帯び 540 492 544 557 520
892 842 889 904 888

飲酒運転は法律(道路交通放題65条)で禁止されているにもかかわらず、ここ5年間の飲酒運転(酒気帯び運転含む)での取り締まり件数は160万件におよびます。また飲酒運転による死亡事故は年間約900件を数えます。  飲酒が及ぼす運転への影響には①中枢機能の麻痺によるブレーキ、ハンドル操作などの機能低下、②理性、自制心の低下による運転の粗雑か、③視野が狭くなるなど、視力(特に動体視力)低下、④集中力の鈍化、⑤平衡感覚麻痺などがあげられ、飲酒運転が危険な行為であることはいうまでもありません。本人のみならず他人をも巻き込む可能性のある飲酒運転は絶対に許されることではありません。  なお、飲酒運転の罰則は「2年以下の懲役または10万円以下の罰金」(平成13年11月30日現在)また行政処分場の点数は15点。一回の違反で免許取消となります。飲酒する権利までも取り消されてしまわないよう、飲酒のマナーは守りたいものです。

初しぼりご予約受付中

清酒醪をしぼる時、最初に出てくるのは荒走りといわれ白濁しています。やがて徐々に透明に近い状態のものが出てきます。この部分を中垂れといい、一般的に品質が良いとされます。

この中垂れだけをしぼりたてで瓶詰する商品があります。五橋、冬の風物詩「初しぼり」です。本来なら蔵の中だけでしか味わえない飛び切りの新鮮さ、蔵人が思わず「美味い」と唸る感動的な味わいをぜひお楽しみください。  平成13酒造年度初しぼりは12月18日発売です。

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