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其の30 酒と法律

未成年者飲酒禁止法

皆様も御存知のように、我が国には「未成年者飲酒禁止法」という法律が制定されています。その名の通り未成年者、つまり20歳未満の者が飲酒することを禁じる法律で、次のように条文で規定されています。

第一条[未成年者の飲酒禁止]満二十年ニ至ラサル者ハ酒類ヲ飲用スルコトヲ得スまた第二条2項及び3項にはそれぞれ「親権者が未成年者の飲酒を抑制する義務」、「酒類取扱業者が未成年者に対し酒類の販売等を行うことの禁止」が規定されています。

しかし最近の調査によると中学生の約6割、高校生の約8割に飲酒経験があるとの報告がされており、これは社会的な問題です。酒類の自動販売機や酒類を取扱うコンビニエンスストアの増加など、未成年者が気軽に酒を購入できる環境になっているのも問題ですが、初飲動機で最も多いのが「親族の勧め」というのもまた問題です。

「お酒は20才になってから」と言われるのにはそれなりの理由があります。人は20才で大体成長が終わります。心身共に発達段階にある時期の飲酒はマイナスに作用する可能性が低くありません。身体的には脳細胞への影響が懸念されますし、精神的には社会常識や理性の欠如した者の飲酒は酔いの力と相まって事件を起こす引き金になるかもしれません。

また、若い頃からの飲酒はアルコール依存症へと発展する恐れもあるのです。本人の自覚はもちろんですが、周囲の大人が未成年者の飲酒を防止することに勤めるのは当然の行為なのです。ついでに言えば、妊娠中の女性にアルコールは禁物です。妊娠中に摂取されたアルコールは胎盤を通って直接胎児に運ばれ、場合によっては胎児性アルコール症候群(発育障害、知能障害等)を引き起こすこともあるようです。胎児も立派な未成年。やっぱり「お酒は20才になってから」なのです。

酒酔い防止法

あまり知られていませんが、我が国には「酒に酔って公衆に迷惑をかける行為の防止等に関する法律(以下、酒酔い防止法)」という法律が制定されています。その名の通り酔っ払いが公衆に迷惑をかけることを防止する法律で、次のように規定されています。

第一条 「この法律は、酒に酔っている者の行為を規制し、又は救護を要する酩酊者を保護する等の措置を構ずることによって、過度の飲酒が個人的及び社会的に及ぼす害悪を防止し、もって公共の福祉に寄与することを目的とする。」最近はあまり見られなくなったと言われますが、酔って暴れたり路上や駅で寝てしまったりと、こういうのが迷惑ということになるのでしょう。

また、酒酔い防止法では第二条に「すべて国民は、飲酒を強要する等の悪習を排除し、飲酒についての節度を保つように努めなければならない」と定めております。嫌がる他人に酒を無理に勧めるのは、どうやら法律に違反する行為のようです。

最近ではこういう行為をアルコール・ハラスメント(酒の席での嫌がらせ)などと表現するようで「アルハラ」もいつの日にか皆様に認知される言葉になるかもしれません。このアルハラの代表的な行為が「一気飲み」の強要です。「場が盛り上がるから」「つい勢いで」という軽い気持ちが奪う命の数は実に年間約70人。一気飲みが命にかかわる行為だということがあまり認識されていないということは恐ろしいことです。  酒は大人の飲み物です。飲酒できる権利は大人のみに与えられた特権ですから、人様に迷惑をかけない節度ある飲酒を心がけることは当然の行為なのです。それが正しい権利の行使ではないでしょうか。  ※アルハラの話がでましたので蛇足ですが、酒の席で女性にお酌を強要するのはアルハラには該当しませんが、セクハラです。ご注意ください。

五橋 純米吟醸生酒販売開始

昨年12月の「初しぼり」、1月の「しぼりたて」、2月の「大吟醸にごり酒」。搾りたての新鮮な味わいを詰め込んだ商品が次々と発売され、今月はようやく純米吟醸の生酒が発売されます。 すっかり人気の定番商品となった「五橋 純米吟醸生酒」今年も約3500本の限定販売となります。どうぞお試し下さい。

         純米吟醸生酒 300ml/750円(税別)

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