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其の11 夏の酒

ひやと冷酒と

「夏まっさかり、いよいよ日本酒の季節です。」と声を大にして言えば、耳を疑う人がほとんどでしょう。巷では「夏はビール」、「冬は日本酒」という図式が一般的なようです。冬は日本酒というイメージは熱燗の印象が強いのでしょうか。しかし、日本酒の楽しみ方は燗酒だけではありません。日本酒ならではの季節に応じた飲み方、ぐっと冷やした冷酒はまさに夏の風物詩です。  一般的につめたい酒を「ひや酒」や「冷酒」などと表現しますが、「ひや」は常温の酒を意味し、「冷酒」は冷蔵庫で冷やしたものや、氷を入れたものを意味します。常温のひや、冷やした冷酒、そして温めた燗酒。日本酒は同一の商品であっても、飲用温度によってその味わいが微妙に変わります。(図・温度と味覚の関係)季節に応じた飲み方で、その味わいも微妙に変わる。その微妙を楽しまれてはいかがでしょうか。  ところで、燗酒に向く酒があるのと同様に、冷酒(ひや)に適した酒もあります。香りの華やかな吟醸タイプの酒や、いわゆる淡麗辛口といわれるタイプの酒などは冷やしておいしくいただけるようです。また、原酒に氷を浮かべてロックというのも、暑い夏にはおすすめしたい飲み方です。雪冷え(5℃前後)、花冷え(10℃前後)、涼冷え(15℃前後)と粋な表現が存在する冷酒の世界。日本の夏を日本の酒で、口に含んだ瞬間の一時の涼をお楽しみ下さい。

ひや酒と親の意見は...

昔から「ひや酒と親の意見は後から効く」といって、ひや酒を飲むのを警戒する風潮がありました。吟醸酒ブーム以来、ひやで飲む形がかなり定着してきたようですが、それでもやはりひや酒を敬遠する人もいるようで、古くから言われている格言は根強く残っています。  ひや酒が悪者になっていますが、ひや酒が酔いやすいという科学的根拠はありません。口当たりが良いひや酒は、つい飲みすぎてしまいがちです。ひや酒のみならず、燗酒でもワインでも飲みすぎれば、当然深酔いしてしまいます。蛇足ですが、「チャンポンは悪酔いする」というのも迷信です。いろいろな種類のお酒があると気分も違いますから、結果的に飲み過ぎてしまうようです。心地良く酔うためにも、適正飲酒に努めたいものです。

新感覚、食べる酒

暑気払いには冷やしたお酒が一番です。夏の暑さを吹き飛ばす冷たい生酒や、すっきり爽やかな冷酒も涼を取るには最高のものですが、夏の暑さをも楽しめる一風変わった飲み方(?)を御紹介いたします。  お酒をシャーベット状に凍らせて楽しむというのはいかがでしょうか。御自分のお好みのお酒を凍らせるのも一興ですが、この楽しみ方でおすすめしたいのは、弊社商品「花ならつぼみ」です。この商品はアルコール度数6~9度(仕込みの度にアルコール度数が若干異なります)の低アルコール酒で、甘酸っぱい新感覚の日本酒(純米酒)として大変好評をいただいているものです。「花ならつぼみ」特有の甘酸っぱさが、デザートとしてのシャーベットにもぴったりマッチするようです。  冷凍した(冷やしすぎた)酒は、苦みを感じることもありますので、お好みに応じて蜂蜜やガムシロップ等を冷凍前に加えていただきますと、甘みが増しておいしくいただけるようです。もちろん、凍ったお酒をみぞれ状に溶かして飲まれても悪くありません。食後酒としてではなく、食後のデザートに「食べる酒」是非お試しいただきたいと思います。 ※瓶が破損する恐れがありますので、冷凍される際は必ず別の容器に移し替えて下さい。

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