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酔いどれ日記【850杯目】

2004年11月29日(月)

先週末27日(土)は営業日だったんですが、私事で会社を休んでしまいました。
そのお詫びといってはなんですが、予告どおりの「酔いどれ日記(続)」をお届けさせていただきます。
あ、この更新ももちろん会社ではなく、自宅です。
(会社じゃお酒飲みながらの更新なんてできませんから)

まずは山田錦をひやで。
香りは穏やかです。んー、穏やかというより控えめ。エステルの香りを若干感じる程度でしょうか。
口に含むとまず、その口当たりのやわらかさを感じます。
このあたりは軟水仕込み特有の柔らかさなのでしょう。
で、すぐに酸味が舌の上に広がります。
この酸が酒の味をキリッと引き締め、料理にピタッとマッチするようになるんでしょうな。
(今、この時点で肴の鮎はありません・・・)
飲み込んだあと余韻としてその酸味は残ります。
まるで、もう一口、もう一口と呼んでいるかのように。
そして、2口、3口と・・・
あー、やばい。これじゃ先週の二の舞か・・・?

次は穀良都をひやで。
穀良都が明治時代に盛んに栽培されていた米で、昭和時代に姿を消し、平成によみがえった。
全盛時(?)には山田穂と同列で優秀な酒米として認知されていた穀良都・・・
そんな幻の酒米から醸された酒なのだ。
改めて、この酒を前にして襟を正すのであります。(今Tシャツですけど)
甘さを連想させる香りがしますか?なんかそんな感じです。
祭りのとき、綿菓子の店のそばを通った時の香り?柔らかい、甘い香りです。
口に含むと、「山田錦」同様、口当たりは非常に柔らかいです。
まぁ、これは五橋全般にいえること。「軟水仕込み特有のソフトな酒質」が特徴ですから。
で、非常に軽快です。
「淡麗」という表現が陳腐に思えるほどの透明感。
例えるならば、木漏れ日の差す森の中で私と出会ったときのすがすがしい想い、そんな感じ?
キレがいいんです。
すっと消えて行く。
まるで穀良都が昭和期になってすっと消えていったかのような・・・。あわわ、縁起でもない。
しかし、その潔さは後からまた蘇るのです。
穀良都が平成の世に復活したかのように・・・(うまいっ!うまくもってこれたっ!)
そして、2口、3口と・・・。

結構きてます。まだ猪口で6杯くらいですけど・・・
時間かけてゆっくりテイスティングしてるから酔うんですかねぇ?

次はお燗ですね。
このために購入した「ミニかんすけ」(通称:ちろちゃん)の活躍に期待です。
正直な話、酸が高めのお酒の燗はどちらかというと苦手です。
酸が舌を刺すような感じがして、ちょっと・・・
ということは「山田錦」は苦手な部類に入るのでしょうか?

そろそろ時間です。
ちょうどいい感じに温まった頃。
温度計はないですが、「ミニかんすけ」の説明書によれば、今がちょうど40度くらいのはず。
ぬる燗でございます。
香りは先ほどよりは強く感じます。
ひやの時より強めのエステル臭。いい感じです。
温まったことにより、香気成分が揮発してるんですね。
うーん、いいお燗です。
甘味は体温付近(36度程度)で一番強く感じるらしいですが、
約40度のこの温度でもひやと比べて間違いなく甘味を感じるようになりました。
そして、これは米の旨みですね。
広がる、広がる。口の中で米の旨みが広がります。
うーん、結構いい感じ。
ただ一つ難点が・・・飲み込む際に感じる酸は、私はどちらかというと苦手な部類。
ま、ここは好き嫌いの話です。当然この喉ごしの酸が好きだといわれる方はいらっしゃるわけです。
この酒の欠点という意味ではないですから、誤解されませんよう。

今日は頑張ってるでしょ?
もうかなり(私にしては)飲んだですよ。
味を利いて吐くようなことは今回はしてません。
きき酒コメントじゃないですから、「酔いどれ日記」なんですから。

あ、そうそう「酔いどれ日記」っていうのはやばいですね。
「日記」は毎日記すんでしょうから、「日記」と書いちゃうと看板に「偽りあり」になっちゃう。
「酔いどれ徒然草」っていうのはどうです?
「徒然」というのは、することがなくて退屈で手持ち無沙汰・・・って、暇だからやってるんじゃないですよ。
「純米酒飲み比べ頒布会」にお申し込みいただけなかった方に、
「こんな美味い酒だったんだよ」って、お伝えすることで、後悔の念を誘おうという意地悪な考え・・・

はい、時間です。
穀良都のお燗酒。さあ、いかが?
だいぶ酔ってきてます。
もともと鼻(嗅覚)は悪いんですが、あまり香りを感じません。
学生時代に無理矢理飲まされた日本酒(燗酒)の一番嫌いなところは、鼻を刺すアルコール臭でした。
我田引水的に捉えると、お燗にして抵抗なく飲むことができるってことなのでしょうか?
口に含むと、やはり軽快な印象はそのままですね。
さらっとした燗酒。
「安酒を熱燗にしたときほどの悲劇はこの世にない」という言葉をシェークスピアが言ったとか言わないとか。(言いません)
そうなんですよね。あまりよろしくない(失礼)お酒を熱燗にすると、変な香りばっかり鼻についてしまいますが、
この穀良都はその嫌な香りがたちません。(もっとも、安酒ではありませんが)
無理なく燗で楽しめる印象ですかね。
しかし、軽快すぎていまいち味が広がらないような印象も・・・
山田錦相手のテイスティングですから、ちと分が悪いのでしょうか?
でも、飲み飽きない。
うん。そうですね、飲み飽きないです。あー、これいいじゃん。って感じです。

はい。お疲れ様でした。
これで終わりです。
後半は本当に酔っ払いでして、入力ミスが多い、多い。
ちょっと打って、訂正して、ちょっと打って、訂正して・・・
9時40分からはじめたこの「酔いどれ徒然草」、今はもう10時54分ですからーっ!
飲みすぎーっ!

お酒はおいしく適量を。楽しいお酒でありますように。

え?酒造り体験の報告をしろ?
これは明日に回します。(ここの2行は本当の11月29日の更新です)

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