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静寂の中で【576杯目】

2003年10月11日(土)

本日は年に数度の土曜日出勤。
電話もあまり鳴りませんので、少し仕事がはかどっている感じ。
静寂の中での仕事。私が求めていたのはこれだったのね。
しかし、ネタはありません。
何を書いたらいいものやら・・・

というわけで、山田錦の視察の様子を。
今回はトラタン村民と、永谷先生(山田錦栽培の権威)、社長をはじめ五橋社員5人の20名での視察です。
この地は全国的に有名な山田錦栽培地でありまして、
驚くほど山田錦の水田が広がっています。
あっちを見てもこっちを見ても、バタバタ倒伏した田んぼ。
ちょっと考えられない光景です。
この近所で生まれ育った子供たちは稲は倒れるものと思ったまま大人になっていくのでしょうねぇ。

先日書いたように、倒れる稲イコールダメな米と決め付けてしまうのは早計。
もともとこの地ではやや肥料を多めにやり、大粒の米栽培を目標にしているのだとか。
大粒の米にしようと思えば、高い稲を作らねばならない。高い稲は倒れる。
ただそれだけのことです。
稲が倒れたら稲刈りが大変でしょうが、それもただ大変だというだけのこと。
生産性や効率ばかりを追求する工業製品ではないわけですから、手間を惜しまず米を作る。
これがかの地を山田錦の主産地とさせた理由なのかもしれません。

ただトラタン村の山田錦栽培はこことは違います。
肥料は抑え目に、健康稲を作ろうというのが根幹にあるわけです。
また多肥料はたんぱく質を生むことにつながり、結果として酒質に影響する恐れがある。
永谷先生の教えであります。

まぁ、米のことについて詳しくない私があれやこれや書いても、ただのたわごとにしか聞こえないでしょうが、
良い酒を造るにはよい米から(良い田からとも)。
愚直なまでに基本を忠実に守ろうとする五橋の姿勢をちょこっとだけご紹介でした。

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