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人災が雨後の竹の子のように【1074杯目】

2005年11月24日(木)

マンションの耐震強度偽造について報道がなされておりますが、
案外これは対岸の火事ではないかもしれません。
アスベスト問題を見ても分かるように、
ひとつ問題が発覚すると、連鎖反応的に次々出てくるんです。
検査機関のチェック機能がほとんど働いていないことも露呈したわけですし、
自分の住んでいるマンションや、
働いているビルの強度を確認したいという動きも、ちょこちょこ出てくるでしょう。
となると、雨後のたけのこのように・・・
あな、恐ろしや、恐ろしや。

誰の目にもはっきりと人災であることは明らかですが、
これに天災が加わると・・・
以前、食の表示偽装もバラバラ発覚し、今度は建物ですか・・・
「当たり前のことを当たり前に」行えば、こんなこと起こりうるわけもないのですが。
コスト削減の名の下に、手抜きや詐欺(偽装)が行われているのでありますよ。
なんともはや・・・

時事問題をバッサリと斬る、「五橋の今の時代にヤケ酒」コーナーはここまでで終わり。
本題に入ります。

本日午後11時59分を持ちまして、「初しぼり」のご予約受付を終了させていただきます。
例年並のご予約がいただけているようで、ありがたいことでございます。
この「初しぼり」のご予約について特徴的なのは、
圧倒的にリピーターの方が多いということ。
一度飲んだら二度、三度。
「去年も今年も、来年も。」ってな感じです。

この現象こそが「初しぼり」の酒質を物語っているのでありましょうから、
多くの語る必要はないのかもしれませんが、あえて言わせていただきたいっ!

まず「初しぼり」の一番の特徴は、搾ったその日に瓶詰めする「超搾りたて」であるということ。
飲んだことあります?
冬に蔵元見学にいらっしゃる方には、
搾っている最中の槽酒(ふなしゅ)をテイスティングしていただくことが多いんですが、
まず間違いなく「おいしい」と言っていただけます。
そのうち7割が社交辞令・・・
なのかどうかは分かりませんが、単純な話、お店では絶対に売っていないお酒でありますから、
初めての体験(味)に感動される方は少なくないと思います。

その感動的な味に極めて近いのが「初しぼり」なのであります。
やや甘めに仕上げることで口当たりの第一印象を柔らかくし、
原酒(19%台)でありながら、そのアルコールの高さを感じさせない。
新酒バナと称される麹に由来するなんともいえない芳香を感じさせながら、
喉をするりと通っていくのでありますなぁ。
うーん。

100年に一度といわれた2年前のボジョレーヌーボー。
今年はそれをさらに越え、「奇跡の味」などといわれているようですが、
ひねくれた言い方をしてみれば、その味は天候(ブドウの出来)に左右されているのであります。

しかし、「初しぼり」は違うのであります。
五橋の味を守りながら、進化を続ける製造社員や蔵人たちがきっちり仕上げる自信の一品。
言ってみれば毎年が「奇跡の味」なのであります。
もっとも奇跡が毎年続くわけはありません。
毎年続けばそれはもう必然の味。
美味くて当たり前ってことですか?

「やばーい!超おいしーい!チョベリグー(←これは死語)」などと、
渋谷の女子高生達が・・・って、未成年は「初しぼり」飲めませんからーっ!
ざんねー・・・、あ、またこのパターン。チョベリバ・・・(←これも死語)

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