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今日の五橋

今日の五橋

武士なら切腹【117杯目】

2001年10月31日(水)

いやぁ、早いものです。
あっという間に10月も終わり、明日からなんと11月です!
明日11月1日は「焼酎の日」だということで、
右肩上がりの成長をしている焼酎業界さんも焼酎の日イベントを計画されてらっしゃることでしょう。

そんな他業界のお話はさておき、
またまたこのページで皆様にお詫び申し上げなければならなくなりました。
実は今日午後4時54分から山口放送で放映された「井上雪彦の熱血テレビ」で五橋の「周防豊穣」が紹介されたのでした。
このページでご紹介しなければと思っていたのですが・・・忘れてました。
申し訳ありません。
本来ならその番組を見て「こんな内容でした」などと事後報告を行うところなのですが・・・
見るのを忘れてました。
申し訳ありません。

月末なので、「蔵元だより」の更新と、「今月のおすすめ」の更新と・・・「今日の五橋」の・・・
などと考えていたら・・・何たる不覚。
武士なら腹を切り、政治家なら辞職という形でその責を負うところですが、
私はそんな無責任な輩ではございません。
今後皆様により多くの情報と、より充実した「今日の五橋」をお届けすることをお約束いたしますので、
今日のこの失敗はおいしい酒(五橋)でも飲んで忘れてください。

この時期はぬる燗が心地よく楽しめるようですよ。

 


 

蔵元見学、略して蔵見(くらけん)【116杯目】

2001年10月30日(火)

今から5ヶ月も前になりますが、
「今日の五橋」の中で某雑誌社の取材を受けた旨のご報告をいたしました。
某雑誌社と書くと何のことやら分からないでしょう、申し訳ありません。
小学館の「サライ」という人気雑誌です。

5月29日にご報告させていただいた中で10月頃掲載予定と書いておりましたが、
先日「サライ」編集者様からご連絡をいただきました。
雑誌の特集スケジュールのご都合で、3月頃に延期とのこと。
首を長くして待っていてくださった方。大変申し訳ありませんが、もう少し首をお伸ばしください。

ところで、酒蔵見学のコンテンツをアップしました。
たいした事は書いてありませんが、蔵見学に興味のある方はどうぞご覧ください。

余談ですが、先日あるところからFAXをいただきまして、
その中に面白いことが書いてありましたのでご紹介いたします。
「蔵見学のベテラン(?)は蔵見学のことを略して”蔵見(くらけん)”というらしい。」
何でもかんでも略しちゃうんですねぇ。まぁ、別にどうでもいいんですが。

「蔵見」と言えるほどのベテランさんから、蔵見学は初めてという素人さんまで、
ぜひ酒井酒造へ遊びに来てください。
(ただ、必ず蔵見学をお受けできるかどうかは分かりませんが・・・)
 

五橋は自家精米【115杯目】

2001年10月29日(月)

仕込みの時期も近づいてまいりました。
最近の「今日の五橋」は私の自己満足的な内容のものが増えてきたようです。
と言うことで、そろそろ本筋の方に軌道修正して行きたいと考えております。
軌道修正の第1段としまして、精米開始のご報告を。

五橋は県内では珍しい自家精米を行う蔵です。
自家精米の良いところは、米の管理が120%出来るところ。
玄米から管理できるわけですから、精米歩合も完全に把握できるわけです。
白米だけもらって50%の精米歩合と言われても正直なところは分かりません。
精米歩合どころか米の種類だってわからない状態です。
皆様が食用に買われている米の精米歩合は分かりますか?
その米は本当に表示通りの米ですか?

まさか嘘をつくような悪徳業者さんはいないでしょうが、
少なくとも自家精米を行っていればこんな心配は要りません。
「山田錦の酒です!!」と大々的に宣伝して、
実は中身がぜんぜん違っていたということはありえないということです。
日本酒の主原料は米ですから、主原料である米の管理は自分の手でやっておかなければ。
などとまた自己陶酔の世界でした。申し訳ございません。

ウオッホン!それでは本題に。

今年は精米は10月15日から入ってます。
最初の二日間は精米機及び精米所の掃除ですから、実稼動は17日からということになりますか。
もうすでに10日以上が経っています。

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写真の米は日本晴(精米歩合70%)普通酒用に使われる米です。
この米が12月中旬ころには酒になるわけです。あと一月ちょっと。首を長くしてお待ちください。

特にこれといった話題もなく・・・【114杯目】

2001年10月26日(金)

今日NHKで放送された番組は見ていただけたでしょうか?
やまぐち桜酵母で醸したあの酒の特集だったわけです。
さすがに銘柄は映らないようなアングルでの撮影でしたが、
分かる人には分かってもらえて、分からない人には興味を引かせるような放送だったのではと思っております。
NHK様、ありがとうございました。
今日放送を見ていただけなかった方には明日の7時半からの「おはよう中国」があります。
どうぞご覧ください。

新しいコンテンツを入れました。「蔵元見学について」です。
と言いながらまだ中身を作ってません。予告編という感じです。お楽しみに。
蔵人が入って仕込みが始まると、見学の方がいらっしゃることがあります。
どういう内容の見学なのか、申し込み方法は、何人まで可能なのか、など。
蔵見学をしてみたいとお考えのあなたのためのページです。
いろいろ制限も設けますのでなかなか思うように見学していただけないかもしれませんが、興味のある方はどうぞ、まずはご連絡を。

とうとう来月1日に蔵入りです。
急遽、蔵の工事なんかが入ってしまったため予定より一週間ほど遅くなってしまったわけですが、
早いもんですねぇ、来週ですよ。いよいよ本番!!
今年の仕込みも精一杯努めます。頑張りますよ!!(蔵人が)
 

NHKに五橋登場【113杯目】

2001年10月25日(木)

先週このページでご紹介しましたNHKでのテレビ放送について、日時が決まりました。
お約束どおりご案内いたします。
まず、明日(26日)午後五時から始まる「ゆうゆうワイド山口」の中で放送されます。
大体6時半頃の予定だそうですが、
臨時ニュースやその他のやむを得ない状況で変更になることもあるとか。
どうしても見たいと言われる方は、2時間きっちりビデオで録画されるのがよろしいかと思います。

さらに明後日(27日)午前7時半から始まる「おはよう中国」でも放送されます。
放送予定字時刻は7時40分頃。
どちらも約4分ほどの放送だということのようです。

今回は私は取材に立ち会っていませんのでどのような取材内容なのかいまいち把握しておりませんが、
必見の価値ありです。
テレビにかじりついて見てください。
それはそうと、放送されるのはもちろんNHK山口です。
県外の方にはご覧いただけなくて残念です。
ご要望があれば、このページで番組の内容をご説明申し上げましょう。
とは言っても、県外の方で見てくださっているか立ってどのくらいの数の・・・フーッ(落胆のため息)
 

錦帯橋 平成の架け替え【112杯目】

2001年10月24日(水)

 いよいよ始まります。錦帯橋、平成の架け替え事業が!!
写真は陸組みと言われる、地上での仮組みの様子です。
寄せ木細工の様に木と木をつなぎ合わせて作りますから、まず予行演習するわけです。
地上でばっちりはまったら橋脚の上でもはめられる。そういう理屈のようです。

2001.10.24.jpg

今日は晴天の下でこの作業を見学(遊びではないです取材です)しましたが、
間近で見れば見るほど、すごい技術です。
これと同じ技術が300年以上も前にあったとは、先人の知恵には恐れ入ります。
来月1日より、本格的に錦帯橋の架け替えが行われる予定です。
岩国市民はもちろん、山口160万県民、いや1億3000万日本国民でこの大事業を見学しましょう。
今回(平成13年度~15年度にかけて架け替え)見逃したら今度見られるのは2050年以降でしょうから、
ぜひご見学を。

遠方より見学にいらっしゃった方は岩国で宿泊していただいて、
錦川の鮎・岩国すし・岩国レンコン、そして清酒五橋と岩国の幸をご堪能ください。
 

これがホントの燗ビール??【111杯目】

2001年10月23日(火)

昨日はトップページの日付けを書き換えていなかったようです。失礼いたしました。

秋も深まり、そろそろ本格的な日本酒シーズンの到来です。
朝晩の冷え込みが日本人のDNAに組み込まれた日本酒欲求遺伝子を刺激するわけです。(嘘)
しかし実際に涼しくなると日本酒の需要って高まってきます。
夏はビールで冬は日本酒(燗酒)。
結構こういう方って多いんでしょうね。
以前にも書いたかもしれませんが、これはある意味日本酒のアドバンテージだといえるのではないでしょうか?
夏は冷酒、冬は燗酒。一年中楽しめるんですから。

その点ビールは夏だけ!!(もちろん一年中楽しまれる方もいらっしゃいます)

「あ~、温かくなるまでビールが楽しめないのか」と嘆かないでください。
「今日の五橋」は日本酒を愛する方だけのページだと思われていたでしょうが、
実はすべての酒を愛していらっしゃる方のためのページです。
冬にもビールを楽しみたいといわれるあなたのためにスペシャルなビールの飲み方を伝授いたします。
やり方は簡単。以下の手順で行ってください。

   1、ビールをグラスに移す。(大き目のグラスが良いようです)
   2、鉄の串もしくは鉄製の箸の様な物(棒状のもの)を火であぶる。
   3、おもむろに火であぶった2をビールに差し込む。
   4、ジュッという音と共に泡が吹き上がりますが、慌てずどっしり構える。
   5、出来上がり

これは冬でも楽しめる缶ビールならぬ燗ビール(超ぬる燗)です。
以前蔵元だより(アナログ版)でご紹介しようとしたことがありますが、
五橋の信用がなくなるといけないので掲載を控えたという禁断の技です。
味の保障は一切しませんし、クレーム等についても受け付けかねます。
心の寛大な方だけお試しください。

繰り返し申し上げます。
どんなことでも笑って許すことができるという方以外は絶対に試さないでください。
お願いいたします。

 

エア・メールが届いたぞ【110杯目】

2001年10月22日(月)

今日会社に行きましたら机の上にエアメールが届いてまして、
「外国からこんなものをもらう覚えは無いぞ」なんて思ってましたら・・・「あ!あれか!」思い出しました。
今流行りの白い粉。
「ついに私も世界から狙われるようになったのか」などと考えながら開封しました。
ところが予想に反して入っていたのは見慣れぬ英語の小冊子。
それに付随した文章で全てが判明しました。

先月の29日にご紹介いたしました、ハワイで開催される「日本酒歓評会」の結果だったのです。
ドキドキしながら小冊子を開き、純米酒の部の五橋の欄を・・・
と、続けて書きたいのですが、

「今回の催しは、海外での酒市場の発展を目的としたもので、日本国内での営業目的には一切使わないで欲しい」
とのご要望を国際酒会代表のクリス・ピアス氏より文書でいただいております。

よって、このページでの公表は控えさせていただきます。
(書けるような結果ではなかったというのが正直なところです。)
アメリカ人には分かってもらえないのでしょうか?

 

米アルコール【109杯目】

2001年10月19日(金)

まずは一言お詫び申し上げます。
昨日の「今日の五橋」の中で「おはようニッポン」の取材を受けたとご紹介いたしましたが、
正しくは「おはよう中国」でした。(中華人民共和国ではない)
関係者の皆様と「今日の五橋」を楽しみにしてくださっている皆様ご迷惑をおかけいたしました。

というわけで、週末なので週末らしい(?)話題を。
ここ最近テレビCMで、「米アルコール」を使った日本酒があるようです。
大手メーカーさんの商品だということで、業界の中ではそれなりにインパクトの大きいものかもしれません。
アルコール添加をうたい文句にした日本酒はまず例が無いのではないのでしょうか?

このページを読んでいらっしゃる方で、酒業界以外の方、
日本酒についてほとんど知識を持っていらっしゃらない方、
「米アルコール」って分かりますか?
たぶん分からないと思います。
それはそれで仕方の無いことかもしれませんし、当たり前のことかもしれません。
ですが、あれはどうもムード広告って感じでいただけません。(批判ではなく感想です)
あの商品に関しては「米アルコール」を使っているんでしょうが、
他の商品でアルコール添加しているものは何のアルコールを使っているんでしょうか?

問題はそこなんですよね。
一部の美徳というか秀でた部分だけを際立たせて見せようとするのは、
仮面をかぶっているみたいな感じがしませんか?
数年前から五橋はアルコール添加用には米アルコールを使っています。
あえて大々的に発表していません。(ここが五橋の奥ゆかしさというかつつましさというか・・・)
これには使って、あれには別のを使ってということはしません。
やっぱこうでなきゃダメじゃないですか?

消費者の方にろくに説明もせずに「米アルコール」を入れたとか、
「山廃」で造ったとか言われても分かりませんよね。
某薬品で、「サルファレゾルシン処方」(名称が違うかも)で治す薬というのがあります。
業界の方たちは、「おっ!やるな」とか思うんでしょうが、
私にはそれがいいのか悪いのか、何の事やらわかりません。

私が何を言わんとしているかはわかっていただけたと思います。(全部言っちゃってるかも)
ムードやイメージだけで煽動して作るのはブームです。
良品ではありません。
結局昨日(18日)の「今日の五橋」で書いたように刹那的な商品ができてしまうんです。
 

五橋が毎月「蔵元だより」を発行してご希望のお客様にお届けしているのは、
日本酒について知っていただこうという想いがあるからです。
その証拠に(?)自社の商品ばかりを宣伝するチラシにはなっていないでしょう。(たまにありますが・・・)
日本酒の事を知っていただいて、五橋の姿勢を知っていただいて、五橋の商品も知っていただいて(ここ重要)・・・

なんて偉そうなことを言ってみても私自身が消費者の立場になったときは、
ムードやイメージで買っちゃいますね。
んー。これが消費者意識ってやつか。

明日、あさっての更新はお休みいたします

 

 

マスコミの力【108杯目】

2001年10月18日(木)

昨日に引き続きまして、タイムラグのあるお話を。
先日、某国営放送さんが取材にいらっしゃいました。
今年の春先に話題になったあの商品の取材です。
「おはよう中国」という番組の中で約4分ほど取り上げていただけるそうです。
詳しくは聞いておりませんが、
酒の宣伝(紹介)を目的にしたものではないということだそうです。(国営放送だから当たり前)
放映時間や放送日(確か27日だったと思います)が確認できましたら、
またこのページでご紹介いたします。

以前にも少し書いたことがあると思いますが、マスコミの力というのはすごいです。
特にテレビ!!
「テレビで紹介されたというだけで、こんなにも反響があるものなのか」というのは今年の春に経験しました。
でもマスコミに取り上げられたから味が良くなるのではなくて、
味が良いからマスコミに取り上げられるんです。(話題性の高さというのもあります)
ですが、いわゆるブームが去ったあとって、まさに嵐の後の静けさですよね。

たまごっち、ティラミス、ガングロ・・・etc、今じゃ誰も見向きもしません。
なぜ彼らはそれを求めたのか?
騒がれるほどすばらしいものであれば、ブームは終らないんでしょうが。
本当に商品サイクルは短くなってるんですねぇ。
あれだけ騒がれたワインでさえ、今飲んでいる人ってどの位いるんでしょうか?
ブームが去ったあとにワインを飲むと「流行おくれ」のレッテルを貼られてしまうから飲めないんですかねぇ。
昔からあった飲み物なのに、流行のときだけ飲んで、ブームが去ったら飲まない。
絶対変です。

パーッと咲いてパーッと散る。打ち上げ花火のような人気では淋しいです。
こつこつ地道に築き上げるそんな堅実さが、
長く愛される味(物)造りの基本なのかもしれません。

ところで、この五橋ホームページ。
「結構面白いホームページ」ってどこかのメディアが取り上げてくれませんかね?
このページを見てくださっているメディア関係の方。
よろしくお願いいたします。  m(__)m
 

きき酒大会、春夏連覇【107杯目】

2001年10月17日(水)

イベントや事件等が目白押しのため、若干タイムラグのあるご報告をいたします。

実は昨日、五橋の若手製造社員 村上三夫(25)が山口県の利酒大会に出場し、見事優勝いたしました。

2001.10.17.jpg

彼はおよそ半年前に行われた春の大会でも優勝しており、
春秋連覇という偉業を達成したわけです。
PL学園並の強さで他を寄せ付けないわけですが、
やはり酒の味をきちんと利けるというのは重要です。
自分が造っている酒の良し悪しの判断ができるということですから。
(美味いまずいではなく、いつもの通りの味かどうかということ)

5月にもご紹介しておりますが、
五橋の製造社員は利き酒能力に長けています。
利き酒大会に出場すればまず上位に入賞してきます。
そんな製造社員達が自信を持って出荷する清酒五橋ですから、
私もこうして自信満々でご紹介できるわけです。
うわべだけの美辞麗句ではなく、自信の裏付けがされているというお話でした。

また、同時に出場したもう一人の村上は5位入賞。
村上両名は来週島根県で行われる中国大会に出場いたします。
この結果はまたこのページで。

 

東京大試飲会【106杯目】

2001年10月16日(火)

皆様お待ちかねの東京出張のご報告でございます。まずは写真をどうぞ。

2001.10.16.jpg

先週の12日(金)に京王プラザで行われました「日本酒天国2001」というイベントです。
日本名門酒会さん主催の毎年恒例のイベントとなっております。
今回はいわゆる名門酒に認定(選定?)されている蔵元64場が参加しました。
お客様の参加数はなんと1300人!
名門酒あり、全国の珍味ありとおいしい日本酒を求める方たちのための、まさに天国!
とすると私はかわいい天使?

左側の写真はわが五橋のブースです。
いつもながらシンプルなレイアウトですが、
今回は他の蔵元さんたちも地味だったんで合わせたんです。
(右の蔵元さんは新潟の方ですが、うちとあまり変わらないと思います。)
今回の試飲酒は、大吟醸錦帯五橋、純米吟醸、純米辛口の「白鴎天」、それと純米酒、本醸造酒です。
どうも関東の方は辛口志向が強いらしく「辛口ください」って試飲にこられるんで「白鴎天」を用意したんですが、評価はどうだったんでしょう?
ほとんどの方が吟醸系を試飲されていましたが、
五橋の吟醸は東京でも十分高い評価をいただけたようです。

確か今回は参加費3000円です。
全国の銘酒を同時に楽しめる機会ってそうそうはありません。
来年もこのイベントは開かれるのでしょうから、興味をもたれた方、来年はぜひご参加ください。
(航空料金が低く抑えられている時ならチャンスです。今なら山口~東京間、ホテル付で一泊二日3万円であるそうです)

もっと安い情報を持っていらっしゃる方もおられるんでしょうね。
 

地酒とふくの会ご報告【105杯目】

2001年10月15日(月)

出張等のために更新を三日ほどお休みいたしました。
更新が待ちきれなかったという皆様、大変お待たせいたしまして申し訳ございません。
11日の最後にちょっと書きましたが、先週末は東京に出張に行っておりました。
本来なら東京出張のご報告をするところなのですが、
13日(土)に行われました「地酒とふくの会」の方を先にご報告させていただきます。

このページでも以前ご紹介させていただきました「地酒とふくの会」の様子は写真の通りです。

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とは言っても、写真だけではよく分からないでしょう。
趣旨については以前ご紹介していますので割愛いたしますが、
60名もの参加者が集まる盛会でございました。
ふく料理については、オリジナルメニュー(新作)の
「ふく味噌汁」や「ふくのから揚げのあんかけ(?だったと思う)」など、
地酒は県内の4銘柄が集うというものです。
利き当て(利き酒)大会なども行われ、
見事全問正解者(4問)も出るなど、舌の肥えた参加者の方々でありました。

ご参加された方良かったですね。
残念ながらご参加いただけなかった方。
ものすごくもったいないです。ぜひ次回はお願いいたします。

私は東京から帰った足で、徳山に向かうという強行軍。
こわばった笑顔で対応できていたでしょうか?
疲弊した体にふくと地酒がカンフル剤になったのでありました。ごちそうさまでした。

 

デフレ経済を憂う【104杯目】

2001年10月11日(木)

昨日Y野屋さんが史上最高益を出したという話を書いたら、
今日の新聞ではYニクロさんが小売店業第2位の経常益を出されたとか。
1000億円だそうです。すごいものです。

しかしデフレの傾向はなかなか治まりそうにありませんね。
今考えれば、デフレの発端はどこだったんでしょう。
ファミリーレストランの低価格化、ファーストフード、アパレルも低価格化に移行しています。
航空会社も信じられないような価格でツアー(パック?)を組んだりしています。
新聞の折り込み広告には「赤字覚悟」「○%引き!」など、値引き合戦です。
品質を売り文句にした広告って今見かけないですよね。(五橋の蔵元だよりは違いますが)

酒造業界もそうです。
ビールから発泡酒へのシフト、一升瓶入りの日本酒から2リットル、3リットルの増量パック。
いったいどこまで行ってしまうんでしょうか。

ただ、私の記憶違いでなければ、航空会社さんは価格を引き上げる(もとに戻す?)政策をとられるとか。
これが当たり前の姿かもしれません。
デフレ経済はまさに負の経済成長ですもの。
国内生産物は外国製品には価格ではかないっこありません。
結局、空洞化に拍車をかけるだけです。
産業資源もなく、働き先もなくなったら日本の未来の経済状況は推して知るべし。といった状況ではないですか?

今日は全くの余談になってしまっていますが、お許しください。

しかし、このデフレ下に強い商品があります。
それは何か?
タバコ、缶ジュースを代表とする自動販売機で扱う商品です。
タバコは酒と同様、間接税がかかる嗜好品です。
いろいろな問題はあるんでしょうが、
酒は安売りに転じているのに対して、タバコにはそれがありません。
タバコの100本増量パックとか、
タバコの葉をヨモギの葉に代えた低価格タバコというのは出てきません(当たり前)
しかもどんどん値上げを敢行しています。
売上の方は若干落ち込んでいるようですが、原因が消費者の健康志向にあれば、これはやむなしです。
健康を害するおそれがあるものをムード広告で大量消費させるわけにはいきませんもんね。

そして問題は缶ジュースの方です。
古い話ですが、消費税が導入される前のジュースは一本100円でした。
3%の消費税が課税されるようになったときに、
端数は不便だということ(?)で103円ではなく、110円になったわけです。
やがて、消費税は5%に引き上げられますが、
ジュースはこのときにもまた10円価格を引き上げて120円になりました。
もともと100円の商品だったのに、5%の消費税がかかったからって20円の値上げっておかしいです。
本当は105円でしょ!!

んー。ジュースは強い。(業界の方、見てたらすみません)

明日は東京に出張のため、更新をお休みいたします。

 

五橋と狂牛病は一切関係ありません【103杯目】

2001年10月10日(水)

昨日に引き続きまして、狂牛病関連のお話を。
ゼラチン(滓下げ剤)に続いて、醸造アルコール、酵母培地、糖化酵素は危険因子なのでは?との見方が出ているようです。
牛との関連性は低いのでしょうが、生命にかかわるおそれのあることですからこの際はっきりさせておいた方がいいです。

まず、醸造アルコールですが五橋においては、
醸造用アルコールは米から取った米アルコールを使用しています。
牛との関連は全く見出せません。
よって、安全であると断言できます。

次に酵母培地。
これは酵母を培養するときに使用するものです。
五橋では五橋酵母の開発(発見)の実験はしておりますが、
現在のところ発見に至らず、自家培養は行っておりません。
よってこれも大丈夫。安全度◎です。

そして、糖化酵素。
糖化酵素だけではよく分からないでしょうが、製造工程で使う物質です。
もろみ中で米は麹の糖化作用を受けているわけです。
この糖分を酵母がアルコールに分解する、こういう流れになっているわけです。
酵素は米の糖化の補助剤と考えていただければ分かりやすいかと思います。
酵素に関しては2種類使用しているわけですが、
これもメーカーさんから安全証明書を発行していただきました。
安全度130%です。

本当はここで写真を掲載するところなのでしょうが、
あまりに狂牛病の話題を書きすぎたために、脳が溶けかかっているようです。
気がつきませんで申し訳ございません。

結局、現時点では五橋と狂牛病の関連性は全く否定されているといっていいでしょう。
とは言っても、おそらく国内の全日本酒メーカーも、
狂牛病の感染のおそれはないでしょうが。

早く厚生労働省なり、農林水産省なりが狂牛病に関しての正式見解を発表してくれればこんな混乱を起こさずにすむんでしょうが。

余談ですが、牛丼の最大手のY野屋さんはこの逆境の中で、
史上最高益だそうです。おめでとうございます。

 

戦争と狂牛病と日本酒と【102杯目】

2001年10月 9日(火)

3連休の間にとうとう戦争がはじまってしまいました。
このページでどんなコメントをしても無責任で、無意味なコメントになるでしょうからひかえます。

気分を新たに楽しい話題を・・・
こんな感じで書きだすと、「今日の五橋」フリークの方は、「あれ?」と思われるかもしれません。
「どこかで見たような書き出し・・・?」
実は9月17日分はこんな感じで書きだしています。
しかし、あの時はネタがなく適当にお茶を濁したのですが、今回は違います。
ネタはあります。ただ、明るい話題ではないですが・・・。

今話題の狂牛病関連のお話を一つ。
「日本酒と狂牛病とは関係ないでしょ。」
という声が聞こえてきそうですが、そんなことはないんです。
残念ながら日本酒と狂牛病とは関係があるようなんです。

皆様もメディア等でご存知の通り、
狂牛病に感染した牛の脳、脊髄、目、回腸は危険部位だとされています。
この中の脊髄からゼラチンというものが作られます。
このゼラチンを日本酒の製造過程(正確には瓶詰までの過程ですが)で使用することがあるのです。

瓶詰前に滓下げ(おりさげ)という工程が行われることがあります。
滓とは清酒中の蛋白質が凝固したものです。
これが清酒中に浮遊していれば清酒が白濁してしまいますので、不要な物質な訳です。
ですから、この滓を滓下げ剤(ゼラチンなど)でタンクの下部に沈殿させてしまおうというわけです。
そして、沈殿のない部分を瓶詰する。簡単にはこういう流れです。

ここまで読んで、「日本酒は大丈夫なのか?」という声が聞こえてきそうですが、
現時点で私が知っている範囲では、滓下げ剤メーカーが安全宣言をしているようです。大丈夫なのでしょう。

でもちょっと心配だといわれるあなただけに特別に良い情報をお教えいたします。
清酒五橋は滓下げを一切行っておりません。
つまり、滓下げ剤も使っていないということ!!
高性能のろ過機を導入しているおかげで、滓下げの必要がないんです。
危険だと噂される物質を一切使わなければ、これほど安全なものはないでしょう。

ただ、他メーカーさんの商品が危険だというわけではありません。
上にも書いたとおり、滓下げ剤メーカーが安全宣言をしているようですから、安心して清酒をお楽しみください。(できれば五橋を)

長くなりますが、狂牛病も怖いですねぇ。
先日政治家さんたちが牛肉を食べるパフォーマンスをされたようですが、
もちろんあの牛については氏素性を全て調べているんでしょ。
牛骨粉を食べた牛があの食卓(?)にはでませんよねぇ。
どこぞのこだわりの酪農家さんが大事に育てた肉牛なのだろう。
そんな気持ちであのシーンを見たらとても安心できません。
見せ掛けのパフォーマンスをする時間があったら、
感染ルートを特定するとか、肉の安全部位を確認するとかして欲しいものです。

イギリスが日本に牛骨粉を約300トン輸出したとしているのに対して、農水省は輸入の事実はないと・・・
非加熱製剤の問題で厚生省(現、厚生労働省)が重大な過ちを犯しているというのに・・・。

狂牛病はイギリスの話だと思っていたのに日本に輸入してしまって。
いったいどうなるんでしょ。

アフガニスタンで起こっていることも他人事だと思っていたら、日本の話になったりして。
くわばらくわばら、なのであります。

 

イセヒカリ純米酒「周防豊穣」【101杯目】

2001年10月 5日(金)

二日前のことだそうですが、
テレビ山口さん(TYS)でイセヒカリの純米酒の記者発表風景が放送されたようです。
残念ながら私は別の山口系のニュースを見ていたために見逃しました。
五橋ファンの皆様にはいまさらご説明申し上げても、
釈迦に説法でしょうが、間違ってこのページに来てくださった方に一つ説明を。

イセヒカリとは平成元年に伊勢神宮の神田で、発見された米です。
発見のされ方がドラマチックでして、
台風でコシヒカリがバタバタと倒伏する中、二株だけがしっかり立っていたんだそうです。
この米をいろいろ調べましたらどうもコシヒカリとは違うと、新種のようだと。
そうこうしながら山口県で純系化されていったわけです。
そして平成8年に「イセヒカリ」と命名されます。驚異の米、神の米「イセヒカリ」の誕生です。

何が驚異の米かといいますと、食味値が抜群に高いんです。
山口県では食味値75以上を県の推奨品種にするらしいですが、イセヒカリは軒並み80を越えるようです。
なかには100を越えたというビックリするような米もあって、とにかく食べておいしいんです。
そして、蛋白含有量が少ないんです。
蛋白質は酒の雑味の原因となりますから少ない方が良いんです。

五橋で契約栽培している山田錦の良否の評価基準に、「蛋白含量7以下」というのがあります。
この基準をクリアする米はいい米だということで、高級酒用に使用するわけです。(もちろん等級も高いもの)
イセヒカリは7を切るものの例も報告されていて、酒造用にかなり期待されています。
そして、台風にも負けない耐倒伏性、病気や虫に負けない耐病虫性、反収10俵を越える多収量。
(五橋で作ってもらうイセヒカリは、反収を抑えてより高品質な米を求めています)

ちょっとこういう米は前例がないです。食べておいしい(酒で)飲んでおいしい。
この米で醸した純米酒「周防豊穣」が10月1日より大々的に発売を開始したということです。
しかも、イセヒカリの作付けが安定したために、
米が安定して供給されるようになりまして、価格引き下げました。
1.8リットル=2300円!、0.72リットル=1150円!!

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周防豊穣はぬる燗でその真価が発揮されるようです(冷でもおいしいです!)
その芳醇な味わいは涼秋の今にぴったり!!ぜひ一度はお試しください。

神の米で醸す神の酒「周防豊穣」は好評発売中です。
(昨年は「神の・・・」は失言だったんですが、ほとぼりが冷めたんでお許しください)

女性が蔵見学にいらっしゃいました【100杯目】

2001年10月 4日(木)

薄暗い酒屋に似つかわしくない美女二人(顔は見えませんが)。
現在仕込み3日目の「花ならつぼみ」のもろみのタンクをのぞいていらっしゃるところです。
10月2日にこのページでご紹介しました蔵見学にいらっしゃったお二人です。

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蔵見学にいらっしゃる方は中高年の方が多いのですが、
お若い二人(分からないかもしれませんが)、
しかも女性がいらっしゃるというのはかなり珍しいです。

このあと、「花ならつぼみ」のもろみと、二日前に搾った「にごり酒」の搾りたて、
それと製品の「SHUAWA」の味を利いていただきました。
まだ仕込みも始まっていませんし、見学していただける箇所が限られていたため、
あまり満足の行く蔵見学ではなかったかもしれません。申し訳ないことです。

11月から仕込みが始まります。ご希望の方は電話かメールでお申し込みください。
お待ちしております。(お断りすることもありますが)

幻の記者発表【99杯目】

2001年10月 3日(水)

10月ともなれば朝晩は冷え込み、ようやく日本酒の恋しい季節となったのでしょうか。
おかげさまで昨日、今日と大変多くのご注文をいただいております。

多くのご注文といえば、10月1日より発売を開始した長州浪漫。
10月1日より価格改定をした周防豊穣。
もう楽しんでいただきましたでしょうか。
蔵元だより其の37でも少しご紹介させていただいておりますが、
長州浪漫の「穀良都」、周防豊穣の「イセヒカリ」。これらは共に山口県が育んできた米であります。
酒造適性も高く、特徴ある高品質の酒に仕上がっていると自負しております。
ぜひ一度お試しください。

周防豊穣といえば、今月1日に山口県酒造組合連合会で発売に関する記者発表を行いました。
が、1日はきらら博の閉会に伴うきらら特集がニュースで放送されたため、
報道されるにいたらなかったようです。
メディアで取り上げられると一時的にブームになり、大騒ぎになることが多々あります。
しかし、メディアに取り上げられても取り上げられなくても、おいしいものはおいしいんです。
ブームが去ってもおいしいものはおいしいんです。

きらら博の大成功を祝って、周防豊穣で乾杯。
きらら博の閉会を惜しんで、長州ロマンで乾杯。
素敵なお酒を楽しんでください。

私は周防豊穣の記者発表が放送されなかったので、ヤケ酒です。
 

にごり酒搾りました【98杯目】

2001年10月 2日(火)

9月10日より仕込みをしていたにごり酒。
今日はついにしぼりです。ありがとうございます。
日本酒度はマイナス3とやや甘口。甘口のにごり酒は毎年大好評です。
4日に瓶詰を行い、翌5日にラベル貼り等。
来週頭の火曜日、9日発売の予定となっております。

余計なことを書くと怒られるかもしれませんが、
五橋ホームページをご覧になって、蔵見学をお申し込みになられた方がいらっしゃいます。
明後日、4日にいらっしゃるとか。
瓶詰の時間がはっきりわかりませんが、
タイミング次第では瓶詰される前の搾りたてのにごり酒の味を利いていただけるかも・・・
乞う、ご期待です。お気をつけてお越しください。
(見てくれてないですかね)

以上のように五橋では蔵見学も承っています。
ただ、食品を扱う仕事ですので、時期や人数等を制限させていただいております。
(仕込みが忙しい時期、多人数でのご見学は原則としてお断りしております)
お電話またはメールでお申し込みください。

必ずしも蔵見学のご要望にお応えできないかもしれないという事だけは、あらかじめご了承ください。


 

酉(とりへん)の謎【97杯目】

2001年10月 1日(月)

ついに10月に突入です。早いものですね。
10月といえば日本酒業界の人間ならまず間違いなく話題にするこのお話を。

10月1日は日本酒の日です。
十二支の10番目、酉(とり)にちなんでいるということだそうです。
もっとも酉は空を飛ぶ鳥とは全く関係なくて、この酉の字は酒つぼをあらわす象形文字です。

「なぜこの酉の字をとりと読むのか?」という質問はしないで下さい。
そういう質問にはいささか食傷気味なものですから。
疑問を持つことは重要ですが、適当なところでなんとなく分かったような気になるのも重要なことです。

とは言いながらも、考えてみれば不思議なことかもしれませんね。
もともと酒つぼの意味を持つ酉の字をとりと読む・・・
酉(とりへん)の漢字は全て酒にかかわる本意を持つ・・・
なのに、とり・・・

さけへんなら意味も分かるんですが、昔の人ってややこしいことを考えたものです。
酉(とりへん)の謎、ご存知の方はメールください。
 

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